対象:住宅設計・構造
依頼する前に見積もり書もらいましょう
総工費の10~15%と云うのは、様々な設計業務を積み上げた結果、建築総工費に対してそれくらいの割合になりますと云う概略の話しです。
設計作業は基本プランに始まり、申請業務・実施設計・現場監理等々細目まで数え上げるともっと数多くの作業を行います。それらは人工(にんく)で表せる作業と、デザイン料等人工で表現出来ない作業も含まれますが、設計事務所の姿勢とすれば、出来るだけ具体的に表現する努力を行います。
総工費の○○%と云うのはあくまでも目安です。
総工費で設計の料率を決めてしまいますと、仮にローコスト住宅を設計するとき、コストダウンの努力をすればするほど、設計料も下がってしまう結果となります。
ですので、設計事務所に依頼されるのであれば、出来るだけ明細の入った見積もり書をもらってから依頼された方がよろしいかと思います。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
都内で小さな一軒家を建てようと計画しています.大手ハウスメーカーではなく,個人設計事務所に依頼して地元工務店に建ててもらおうと思っていますが,設計費用に疑問があります.たいていの場合 総工費の1… [続きを読む]
でぃーえむさん (東京都/51歳/男性)
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