対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
資産運用の方法、預け先、相談先などについて
- (
- 5.0
- )
きぃちゃん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
1、確定拠出年金は、一時金での投資は出来ないので、まずはコツコツと積立て始める必要があります。
タイミングが気になり始めるのは、おそらく運用資金が大きくなり、配分変更をどうするかという段階です。
なので、いずれ始めるのであれば、早い方がよいのではないでしょうか。
2、確定拠出年金は、原則60歳まで引き出しが出来ない点が最大のデメリットです。
小規模企業共済も、引き出し自由ではありません。
加入条件、税効果などをよく調べて、慎重に考えてみてください。
なお、確定拠出年金の配分は、目標リターンとの兼ね合いで決めるのが基本的な考え方です。
高いリターンを求める場合は、リスク(振れ幅)も大きくなる傾向です。
3、マイナス金利は特に、貯蓄性の高い保険に大きく影響すると予想されます。
掛捨ての医療保険であれば、それほど急がなくてもよいのではないでしょうか。
ただし、いずれ加入するつもりであれば、若くて健康なうちに加入した方が保険料は安くなります。
4、数年内に大手銀行が経営危機に陥ることは考えにくいですが、過去に銀行が倒産した事例はありますので、なるべく1行あたり1千万円以内に抑えておいた方が無難です。
5、ドル建て一時払い終身保険は特に、死亡保障、高度障害保障が必要な方が、長期のドル運用を兼ねて契約するのであれば、わるくはない選択肢と思います。
ただし、長期契約が前提なので、短期の解約で控除が大きくなるのがデメリットです。
例えば、契約時から急にドル高が進み、1年後に一部利益確定したい、といった局面が出てきた時に不都合が生じます。
詳しく状況やお考えを伺わないとわかりませんが、予算500万円なら、NISA枠なども上手く使い、投資信託でポートフォリオを組んだ方がよさそうな感じもします。
最後に、お金の相談の仕方ですが、私は、相談相手となるFPと「対等な関係」をつくることがポイントになると思います。
無料相談が当たり前という感覚でいると、「対等な関係」はつくれません。
FP側も無料で相談を受ければ、使った時間を回収しようとして、駆け引きが始まったりするわけです。
「対等な関係」は、相談料という形でなくても、例えば、御礼のメールなり、お手紙なりでもつくれると思います。
要するに、相談は、相手があることなので、コミュニケーションの上手な人が、結果として、良いアドバイスをもらえることになるのかなと思います。
参考意見です。
評価・お礼
きぃちゃん さん
2016/02/23 00:32
ご丁寧な回答いただきありがとうございました。
自分なりに調べてみました。
コツコツ積み立て、節税効果を考え、6万円/月、確定拠出年金のみにしぼろうかと思いました。
特別法人税というものが復活するのか、しないのか、後々、影響がきそうなので、気になるのですが、今考えていても仕方ないですかね・・・。
また、NISAについては全く考えていなかったので、きちんと調べて検討したいと思います。
大事なお金のことなので、やはり有料相談で信頼のおける、対等に相談できる方がベストですね。HPを見つつ、検討していきたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
フリーランスのため個人型確定拠出年金を始めようと考えており、合わせて小規模企業共済も加入検討中です。
また、当分使う予定のない500万円の資産運用も考えています。
今月に入り、マイナス金利… [続きを読む]
きぃちゃんさん (神奈川県/38歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A