対象:生命保険・医療保険
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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貯蓄が目的でしたら、保険に拘る必要はありません。
むらなか 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
私は最低限の保障を掛け捨て型終身保険で得つつ、浮いた分の保険料を貯蓄にまわしていこうと考えていました。
⇒おっしゃる通りだと思います。
セーフティーネットのことを考えれば、一番賢明な方法です。
生命保険会社のセーフティーネットである生命保険契約者保護機構は、
解約返戻金や満期保険金に対しては補償していません。
補償しているのは、責任準備金(保険金を支払うために積み立てているお金)の90%です。
掛け捨ての保険は責任準備金を積み上げない保険ですから、保険会社が破綻したとしても
影響がないあるいは、ほとんど影響しません。
銀行預金につきましては、預金保険機構により1000万円とその利子に関しては、
補償されています。
提案していただいたのは東京海上日動あんしん生命のメディカルキットRとがん診断Rです。
⇒良い保険だと思います。時にがん診断Rはよく考えられていると思います。
私もお客様のニーズがそこにあれば、提案します。
ただ、デメリットもあります。
70歳(メディカルキットRは60歳などの設定も可能)までに死亡した
場合は、払込保険を下回ります。
また、主人の生命保険であるソニー生命の変額保険の逓減定期保険特約とこども二人分の学資保険、学資がわりに加入した利率変動型終身保険を一切やめて、メットライフアリコのドル建て利率変動型終身保険に一本にまとめてはどうかと提案されました。
⇒ソニー生命の変額終身はインフレにも対応していますし、解約の検討をするとすれば、
慎重になられた方が賢明です。
逓増定期保険特約のような保障は、お子さんとむらなか様のためには確保しておいた方が
良いかと思います。
ただ、他の保険会社の収入保障保険に見直しされた方が保険料は安くなる可能性が高いです。
メットライフのドル建て利率変動型終身は、為替変動のご心配がある状況では選択すべき保険ではありませんね。
目的が貯蓄でしたら、保険に拘る必要はありません。
なぜなら、上記セーフティーネットから考えれば、安全ではないからです。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
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