対象:住宅設計・構造
窓のサイズと費用について。
はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
600×900の縦すべり出し窓をかなり大きく感じられたことからのご質問ですが、費用が抑えられたのでは?という思いが大きなウェイトを占めていらっしゃるように感じました。
窓数や開閉方式の変更に比べ、同じ開閉方式で既製サイズ内のサイズ変更は、費用への影響として小さめな傾向にあります。サーモス2の縦すべり出し窓の見積価格は、既製サイズで最大最小を除けば、大きさを変えても価格差は数千円台ではと思われます。一方、窓が小さくなった分、壁の仕上げ面積が増えますので、もし工務店に見積を頼んだら、特殊事情が無い限り、サイズ縮小で1ヶ所あたり差し引き5千円も違わないのではと推察されます。
この価格差をどう感じるかは人によってさまざまでしょう。上棟も済み工事が着々と進んでいる現在のarinkさまの場合、この減額イメージを念頭にもう一度600×900サイズの窓をご覧になったとき、諸々の疑念についてどうお感じになるでしょうか?
あえて話を絞って回答してみました。多少なりともご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 大沼 徹
- ( 東京都 / 建築家 )
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
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