調停・裁判となったら慰謝料額は減らされますか？

◆旦那の不倫と出会い系サイト利用、ギャンブルが約2年半前に発覚し、当初は「離婚したくない」「相手の女性に請求しないで欲しい」ということで慰謝料として500万を請求したところ、払うといわれました。ですが払われたことは1度もなく、先日2度目の不倫が発覚しました。

※事実上無料で許してしまったことが再発の大きな要因になったのだと思います。


◆1.養育費　子供の権利なので算定表から考えても2万はありえないと思います。

※養育費は義務者と権利者の収入、子の人数と年齢を基に１円単位まで算出できるので、一度根拠のある金額を示してみた方が良いかもしれません。


◆2.慰謝料　600万の内、200万はそれぞれの女性に対する慰謝料です。私は請求するつもりなので、旦那分は実質400万です。（ただし、女性達の正確な住所が分からない状態です。）

※提示する請求金額はいくらでも構いませんが、実際に訴訟で争ったときにいくらぐらいの決定になるのかを事前に調べておく必要があると思います。

また、請求する相手の正確な住所と氏名の情報がないと請求できません。


◆聞きたいことは　1.できれば調停をせずに公正証書を作成したいですが、それはやはり無理でしょうか？

※相手が応じれば可能です。しかし、応じるように説得する魔法の言葉の様なものはありません。


◆2.調停・裁判となったら慰謝料額は減らされますか？

※相手が支払うことに合意すれば請求金額そのままになりますが、判決まで争うと実際の不貞行為の態様に見合った金額になります。

請求金額の合計が６００万円ですので、判決の場合９９.９％の確率で減額の決定になると思います。


◆3.ボイスレコーダーを有効に使う手立てはありますか？

※できればレコーダーに録音するのではなく、書面に自署してもらった方が良いです。

また、レコーダーの音源は文字起こしが必要なので、非常に手間のかかる証拠材料であることを予め頭に入れておいてください。