対象:保険設計・保険見直し
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照井 博美
ファイナンシャルプランナー
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加入の目的によるでしょう
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パチリス67さん、はじめまして、FPの照井博美です。
他の先生がお答えいただいている通り、お子様の有無や住宅ローンの状況や、おふたりの収入などによって、必要保障額は変わりますので、加入されている死亡保障が多すぎるのかどうかは断言ができませんが、終身保険のメリットとしては、
?相続になったとき、仮に残された遺族の間で争続争いがあって、遺産相続分割に手間取ったりしても、終身保険で受取人に指定しておけば、残したい特定の人(3人お子様がいる場合に、この分は長男にどうしても残したいなど)に確実に渡すことができることや、保険金の場合、現金や不動産などと比べると、優遇枠があるため相続税対策上は有利であること。
?文字通り終身の保障なので、仮にご主人に先に万が一のことがあった場合、お葬式代やお墓代以外にもある程度の死亡保障があったほうが安心という場合、定期保険と違い、一生涯の保障がある。
デメリットは、
?定期保険と違い、割高のため、保険料の負担が大きく、その分老後資金など、生きていくための資金を準備する分にまわす金額が少なくなる。
よって、老後資金は十分ある方で、相続税対策を考えている方は保険料が高くても有利だったりしますが、反対に、お金の面で子供に迷惑をかけないようにしたいという方には、保険料はなるべく必要最低限に抑えて老後資金を形成することを重視したほうがよい、という結論になることが多いです。
保険料が高い分、資産形成にまわす金額が毎月5万円減っているとすると、その分をもし資産形成にまわしていたとして、仮に25年間、積立ながら年5%運用できたとした場合、25年後(パチリス67さんが67歳時)にいくらになると思いますか?
答えは約3千万円です。
評価・お礼
パチリス67 さん
ご回答ありがとうございます。
早々に個別でお返事をいただきましたのに、こちらのお返事が遅れて申し訳ありませんでした。
とてもわかりやすくメリット・デメリットを教えていただきました。残念ながら(?)我が家にはこの保険を継続するメリットはなさそうです。
踏ん切りがつきました。
最後の「答えは約3千万です。」はインパクト大でした。(笑)照井先生さすがです。
(現在のポイント:-pt)
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