対象:ペットの医療・健康
Re:猫の黄疸について
2014/11/17 10:22
黄疸の原因として、肝リピドーシス、肝炎胆管炎、肝腫瘍などの肝臓疾患や免疫性や中毒性、寄生虫による溶血性の貧血、胆管の閉塞などがあります。
症状と血液検査の値からは、黄疸の原因の一つとして肝臓、胆管疾患が考えられます。
肝臓の機能的検査としては血液検査を行っていますが、更に詳しく診ていくためには構造的な検査として超音波検査も選択肢の一つです。
胆管の閉塞の有無を確認し、黄疸の原因が肝実質もしくは胆管閉塞か鑑別する必要があります。
肝実質に問題がある場合には、肝臓を針でさすFNA(細針吸引検査)や組織生検を行うことで肝臓の状態を知ることができます。
食事に関しては、嘔吐の状態をコントロールしつつ、強制給餌してでも栄養をとらせないと肝臓に悪影響となります。
現在は、通院にて皮下補液のようですが、入院してより集中的に血管を介しての点滴や強制給餌、必要であれば超音波検査などのさらなる追加検査も選択肢の一つかと思われます。
かかりつけの先生とご相談されながら追加検査など行うことをお勧めします。
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