対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
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疲れているときの拒否反応
ご質問ありがとうございます。
ハンバーグ、ステーキ等肉汁が多いものは肩肉、もも肉に比べ、生理的に過敏反応を起こしやすいといわれています。
生の玉葱や葱は昔から肺の働きをよくすると言われ、風邪の予防になる食べ物とされていますが、口が苦くなるのが難点です。
これを炒めると独特の甘さが出てくるから不思議です。
玉葱を切るときに涙が出ますが、これは硫化アリルという物質のせいです。ニンニクにも含まれていて、昔からニンニクと玉葱は強壮剤の役目をする食べ物でした。エジプトの奴隷が昼夜兼業でピラミッドを建てるときに、食べさせられたというのは有名な話です。
玉葱の硫化アリルは消化液の分泌をよくする反面、胃酸過多を起こす傾向があり、また殺菌作用があることから、胃の粘膜を荒らすこともあります。
どちらも、繊細な神経の日本人が食べる食べ物としては、胃粘膜への刺激が強いものと言えるでしょう。
特に睡眠不足、ストレスなどで胃腸が疲れているときは、一般的にも言われているように、胃に重いハンバーグやステーキは控え、牛肉より鳥のささ身にしておいた方が体には優しい食べ物です。またこのようなときは、生の玉葱と葱は生で食べるのは止めて、加熱した方が賢明と言えます。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
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