睡眠にもゴールデンタイムがあります。

唯依さん

はじめまして。睡眠・心理カウンセラーの力田正明と申します。

日頃と異なる睡眠状態になると、不安ですよね。

睡眠は、様々な要因により、不眠という不快症状として発現します。今日で３日くらい続いているようですね。

不眠は、心理的な要因が大きく、まず、最近、何か心配事などありませんか？

あと、日中の活動量が少なく、太陽の光を浴びる時間が少ないと睡眠に影響します。

唯依さんの場合は、目覚めた後で、３時間ほど眠れているので、中途覚醒ではありますが、それほどご心配されなくてもいいと思います。一般的には、目覚めた後、寝付けない人が多いです。

体の休息について、触れておきます。実は、睡眠にもゴールデンタイムがあります。それは、寝付いてから３時間。この間に、深い睡眠が多く発現し、成長ホルモンという、１日の体を修繕してくれるホルモンが、１８歳のご年齢であれば、多く分泌されます。

最初の３時間の深い睡眠を確保するためにも、寝付く前の３０分程度、寝るための準備として、自分にとってリラックスできる過ごし方を習慣化してください。香りのアロマを嗅いで落ち着かせたり、目を閉じて、腹式呼吸の深呼吸をするなど、これは個人個人で、気持ちいいというリラックス時間を作って下さい。

それにより、それまで活動時に優位に働く交感神経から、リラックスモードになる副交感神経優位に切り替えると、寝付きもよくなり、いいゴールデンタイムが過ごせます。

日中に強い眠気があり、今の状態が２週間以上続くようでしたら、睡眠専門外来への受診も考えていいかと思いますが、今の状況でしたら、あまり考えないことも大事です。必ず、睡眠が足りなくなると、睡眠時間が長くなります。途中で目覚めることよりも、何か心配事への心のケアや、日中、太陽を浴びて活動することを意識して、過ごしてみてください。

この回答が参考になれば、嬉しく思います。


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