対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 3件
回答数: 2件
回答数: 4件
マンション購入にあたっての考え方
- (
- 4.0
- )
koro1269様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、真剣に悩まれていると思いますが、マンション購入で経済的に生活困難になるかどうかは、今後の世帯収入が安定するか、何歳まで働けるかに掛かっています。
余裕がなくなれば、節約などで対処しますが、その場合は、趣味、旅行など、ライフプラン上のいろいろなことを、あきらめることになる可能性はあります。
なお、個人的には、FPとして、住居費にお金を掛け過ぎないことを、おすすめしています。
というのも、少子高齢化の流れの中で、公的年金の問題が、必ず浮上してくるからです。
受取れる公的年金が減少する見通しになれば、リタイアしたい時期になっても、住宅ローンのために、働き続ける必要に迫られるかもしれません。
それに、日本の人口が減少していく中で、一部地域を除いて、地価は下落していくとみています。
人口が減少していくのに、新築マンションの供給は過剰なので、いずれ中古マンションの在庫が、あふれだすことにもなるでしょう。
在庫があふれだせば、理屈の上では、値崩れを起こします。
そこで中古マンションを買うなり、借りるなりする、というのが、生活の知恵です。
工夫しながら、快適に暮らす方法は、いくらでもあります。
住居費を抑えた上で、余裕資金は運用にまわします。
60代でリタイアを考える方には、リタイア時点で、3000万円以上の金融資産を持つことを、ひとつの目安にしていただきたいとアドバイスしています。
もちろん、上記はあくまで私見です。
最終的には、koro1269さんの思いを優先に判断してみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
koro1269 さん
2012/09/29 20:24
早速、ご回答いただきありがとうございます。
人口減少による中古不動産の過剰供給という視点を
もっていなかったので、そのことも踏まえて
今後のプランを考えようと思います。
身の丈にあった生活を描こうと思います。
ありがとうございます
森本 直人
2012/10/01 17:20
koro1269様、評価・コメントありがとうございます。
今回の件は、500万円を手放すかどうか、なので、相当悩まれると思いますが、もし契約金を手放す決断をされた場合は、高額な授業料と割り切って考えた方がよいと思います。
ただ、いったん買ってから、本当に苦しくなってから売却という流れでも、似たような結果になる可能性はあります。
どちらの選択肢が有利かは、わかりませんが、後者の方が、同じ高額な授業料を払うにしても、経験値は増えますので、不動産取引に詳しい専門家にも、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
有料のライフプラン相談を受けてからが前提になりますが、ご希望があれば、私の方で、信頼の取れる専門家をご紹介することも可能です。
なお、不動産取引の専門家の場合、売買の手数料が発生する方をお勧めすることになりがちなので、その部分は差し引いて、客観的な話の部分だけ、参考にするのがコツです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
会社の経費削減の為、主の年収が減少します。
収入減少の為、新築マンションをこのまま購入していいのか悩んでおります。
4900万のマンションを契約金500万支払い済みです。
現状… [続きを読む]
koro1269さん (神奈川県/35歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A