対象:住宅資金・住宅ローン
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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良くない状態も考えた上で返済を・・・
はじめまして、サリューさん。
FP事務所 マネースミスの吉野です。
今回は、ご夫婦お二人で住宅ローンを組まれており、ある程度、貯蓄が出来たので繰り上げ返済をお考えという事ですね。
サリューさんが、お考えの4つの案に対して、どれが良いかという事は言い難いと思います。
サリューさんの家計状況や現在の貯蓄、残債などの条件によって、どういった方法が良いかが見えてくると思います。
今回は、繰り上げ返済に対しての考え方について、お答えしておきたいと思います。
繰り上げ返済する場合は、手元に緊急予備資金として余裕資金をある程度、確保しておくことをお勧めします。
ある程度というのは、生活費の3か月分から6か月分が目安ですが、これも多少は大目にお考えになって降りた方が良いと思います。
また今回は住宅ローン控除との兼ね合いもお考えだと思います。
完済した場合と一部繰り上げ返済をした場合の、節税効果も計算したうえで、どちらかをお決めになられると良いと思いますが、完済した場合には、その後の返済額が貯蓄に回りますので多少は運用に対する利益が出てきますね。
今後も貯蓄をされるというお考えもあるようですが、預貯金や定期などの低い利回りのものですと住宅ローンの利息と利子の相殺分はメリットがあるとは思えません。
利回りの良いもので運用されているのであれば、手元に資金を残しながら、ローン分の利息は相殺していけると思います。
一番大切なのは、繰り上げ返済をして手持ち資金が少なくなり、思いもよらないことが起こった時に、どうにもならなくなる事です。
また今後生活費や教育費などが増えていく可能性があるのであれば、返済額を少なくするような繰り上げ返済も考えられます。
こうしたことを踏まえた上で、将来のお金の流れをシミュレーションしながら、繰り上げ返済をされると良いでしょう。
FP事務所 MoneySmith
吉野 裕一
http://moneysmith.jimdo.com/
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この回答の相談
共働きで家を購入し夫、妻どちらも住宅ローンを組んでおります。(7年目)今回ある程度貯蓄ができたので妻方のローンを繰り上げようとおもっています。残債は当然私(夫)が多く妻は少ないです。ふん… [続きを読む]
サリューさん (岩手県/42歳/男性)
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