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対象:心の病気・カウンセリング

国府谷 明彦

国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー

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あなたの魂・人格そのものをふり返りましょう。欠点は何もない。

2012/09/05 22:13

 こんにちは。カウンセリングセンター聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(診断・治療行為は致しません)。

 無間地獄さん,聴覚障碍や妄想癖がある中,ご苦労されながら,よく頑張っておられると思います。今の状態をリセットしてしまいたいお気持ち,お察しします。

 聴覚障碍がおありとのことですね。その障碍をもった身体を,一つの着ぐるみあるいは着物と考えることができるでしょうか? ちょっと汚れた着ぐるみや着物を着ている感じ。でも,それは,無間地獄さんの人格とは全く関係のないことです。無間地獄さんの魂は,立派な人格を持った1人の人間です。

 耳の聞こえないことで馬鹿にした人間がいたかもしれません。では,すべてのひとが耳の聞こえないことで馬鹿にするのでしょうか? そうではないはずです。価値観は人それぞれですから,耳の聞こえないことで馬鹿にする人間もいるでしょう。でも,実際には,馬鹿にしない人間,好意的に考える人間の方が圧倒的に多いはずです。

 目や耳が不自由ということは,その部分の通信回線の調子がよくないというだけの事実です。そんな中で,ひとつの魂が必死になってコミュニケーションを取ろうとしています。それを,自意識=エゴが罪悪感などで邪魔している形なんです。そんな自意識が,目を他人に向けて,妄想する日々が続いているのではありませんか?

 無間地獄さん,もう一度ご自身の原点に戻ってみませんか? ご両親から生を受けて,仮に耳が不自由でも,大切なお子さんとして育まれてきたのではありませんか? 着ぐるみの不十分な部分に注目するのではなく,ご自身の本質をありのままに認めてあげても良いのではありませんか?

 生き続けていく上で,この着ぐるみは大変なハードルではあると思います。でも,飛ぶのになんど失敗しても良いと思うのです。それよりも,この着ぐるみを着ながら頑張っているということ自体がすばらしいことと思います。1人の人間からネガティブに扱われても,それはたまたまそうだったということ。すべてのひとがそうする,そう思うというのではないことを,冷静に見つめて下さい。

 無間地獄さんの魂そのものに,もう一度注目していきたいと思います。困ったときは,いつでも協力します。メール下さい。

価値
人格
罪悪感

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この回答の相談

妄想と生きる意欲がない

心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2012/08/18 13:56

私は、聴覚障害があり人と会話するのが苦痛です。
小さいときから、聞こえないことで馬鹿扱いされたりした事が多々あり
聞こえないことに罪悪感を感じるようになっています。
そのことで、現実逃避として… [続きを読む]

無間地獄さん (埼玉県/48歳/男性)

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