対象:心と体の不調
自分を知るための方法
maaah1wonder さま
脳科学に基づいた心理学を、カナダ・アメリカで研究中の大澤眞知子と申します。
私はPhysician ではありませんが、カナダ・アメリカでは標準の考え方Critical Thinking を用いて多くの方とお話をしております。
この数ヶ月のお悩みはさぞかし苦しいものでしたでしょうね。
お見舞い申し上げます。
「適応障害」という診断は何を元にしたものかドクターにお聞きになりましたか?
カナダ・アメリカでの診断方法は上記Critical Thinking に基づいてMental Status Exam という問診を行います。
様々な項目に従って相談者を観察します。 それと平行して、外に現れていない情報を引き出すために様々な質問をします。
少し試してみましょうね。 すっきりするかも知れません。
1.体調を崩したとは具体的には?
(身体の物理的な不調が脳の働きに大きな影響を与えることも多いです。 特に年齢から想像してホルモンバランスの崩れとかが起こりやすいですから。)
身体的な要因がある場合は専門家に相談して下さい。
2.無気力とは、例えば?
(今まではこれに興味があったけど、急になくなったとか。 11月以前は積極的に色々なさっていましたか?)
何かの外部要因がなかったなどを探ります。 またはもともとの性格とかも。
これもご自分で判断出来るかもしれません。
アルバイトで外国旅行が出来るほどの資金を貯められるのは(しかも大学に通いながら)かなりご自分のコントロールが出来る方だと思えますが、どうですか?
3.摂食障害は今回初めてですか?
過食とは、一週間にどの程度の頻度で起こりますか? どのような分量をどのくらいの時間で食べてしまいますか?
体重はどのくらい増えましたか?
これは大変というレベルだと、過食への対策が必要になりますね。
これも専門家の治療が必要かもしれません。
4.お母さんへの思いについて。
小さい頃の記憶について思い込みはありませんか?
お母さんのことについて自分での思い込みはありませんか?
「ご自分の存在をお母さんに見てもらいたい。」と同じことをお母さんも思っているかも知れないですね。
さあ、それでもどうしても小さい頃のトラウマが今の不調の原因で、どうしても乗り越えられないと思われたら、やはりそれに対処出来る方法が必要になりますね。カウンセリングとか。
補足
5.他に重大な要因が存在せず、「適応障害」(曖昧な診断だと思いますが)に対応するために日本の外を見たいと思われるなら。
お勧めです。
特に現在のように内向きになり、世界に背を向けて小さくなりかけている日本で、若者が迷うのはしごく当然だと思います。
「自分が何者かを認識する」ためには日本は最悪の社会環境だと思います。
余りにも集団主義で、みんなと同じに合わせるのがNorm(社会で当然だと思われていること:それに反した行動を取ると、適応性がないと言われる)の社会では「みんなと一緒の自分」を無理やり作ろうとしてしまいます。
その過程に苦しむと、ご相談のような不調が表面に現れてくることも多いと考えます。
(書かれていらっしゃることだけから判断すると)大学の卒業が少々遅れようとも、一年日本の外の世界を経験することは今後の人生に大きな意味を持つと思います。
ただ、これは私の意見です。
人に勧められたからそうするのではなく、まずはご自分を分析し、判断をして下さい。
I wish you good luck for your future.
回答専門家
- 大澤 眞知子
- ( 英語講師 )
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A