対象:住宅設備
ユニバーサルデザインの観点から
はじめまして やすらぎ介護福祉設計 齋藤と申します。
水周りの設備機器は大人基準になっているのでお子さんが使用するには高く感じられるケースが多いですよね。
車いすを使用されるご家族がおられる住宅を設計した際、健常の大人とお子さんもおられたので、ユニバーサルデザインの観点から「TOTO 座・ドレッサー」を導入したことがあります。
カウンター高さがレバーで調整でき、660ミリから810ミリまで稼動できます。
・身長180センチの大人が腰に負担をかけず使用できる810ミリ
・車いす使用の方がそのまま使用できる660-760ミリ
・身長110センチ程度のお子さんが立った状態で洗顔できる660ミリ
と状況に合わせ変えられるので、このような製品を導入するのも一つかと思います。
身長110センチは小学校入学するあたりの平均値ですので、幼稚園のお子さんの手洗い・洗顔はイスの使用や大人の付き添いで安全確保する必要があると思います。
ご家族のライフスタイルの変化に対応できる住宅設備機器を選べるといいですね。
ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
以前、大人の高さは議論されていましたが、子どもについてはどうなのでしょう。
現在、こどもの洗面台の高さの基準を探しているのですが、探し方が悪いのか見つけることができません。
一言で子ども… [続きを読む]
森ノ宮さとうさん (大阪府/42歳/男性)
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