対象:新築工事・施工
詳細のない間取りでの相見積もり
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横浜の設計事務所です。
本来の意味での相見積もりとは、実施設計が終わって詳細な図面や仕様、設備機器など
すべて決まった状態で、同じ資料を同時に渡して見積もりをする事を言います。
つまり見積の根拠をきちんと決めておかないと、値段の比較ができないからです。
B社に渡す図面が間取りと立面図程度でしたら、それを設計した人の考えは伝わらず
どんな内容で見積もるかは五里霧中です。
もしB社がグレードの低い材料や大雑把な手間賃しかみていなくて、A社がきちんと考えられた
グレードや丁寧な職人を考えていたら、相見積りをとっても比較にはなりません。
見積もりと言っても、その段階でのものは概算か、それぞれの会社の標準仕様でしか
ないと思います。
B社に決めて、あらためて機器を選定しなおして丁寧な施工と材料を求めたらA社より高くなって
しまった、なんて事もありえます。
安いほうが安いなりなのか、内容が良くて安いのか、判断する為には内容の詳細を決めてから
見積もらなければいけません。
きちんとした相見積りは設計事務所と先に単独に契約しないとできないことです。
図面を作るのも実力を測るものさしです。B社にはB社流の図面と見積もりを作ってもらって
内容や間取りの意図を説明してもらって実力を見るといいと思います。
どこかの国のパチモン・ディズニーランドを笑えなくなるような事態は避けたほうが懸命です。
<あーす・わーくす http://office-ew.com >
評価・お礼
miyuharu さん
2012/02/01 13:17
回答ありがとうございます。
そうなんです。正直見積りの根拠がわかってないです。
この状態で相見積をとってもあまり意味がなさそうですね。
土地の契約が先で、1ケ月しか猶予がないのでこちらも焦っていました。
でも一生に一度の買い物、後悔したくないので
きちんと詳しい内容を聞いてから決めたいと思います。
お忙しい中回答ありがとうございました。とても参考になりました
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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