地元の各センターに相談を

2011/06/22 19:03

: (; 5.0; )

初めまして、安希カウンセリング事務所　鈴木と申します。
お嬢様のこと、治療方針が見えないということは、とてもご心配ですね。

発達障害は、発見されてから日の浅い病気（厳密には脳の障害）なので、
病名が確立されて以降の子供たちに対する対応が可能になってきました。
しかし、成人した方に対応する専門機関は、未だ少ないのが現状です。

ただ、各都道府県には、
発達障害支援センターや精神保健福祉センターというものがあります。
　（精神保健福祉センターは、発達障害も含めた心の問題の全般の相談を受けています）

そちらで、ご相談の上、医療機関を紹介して頂いては、いかがでしょう？

北海道の精神保健福祉センターのホームホームページは以下の通りです。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/sfc/
札幌市以外の道民の相談は、「精神保健福祉相談」
札幌市民の相談は、「こころの相談」で対応可能です。

北海道も含めた発達障害者支援センターの一覧表は、以下の通りです。
http://www.autism.or.jp/relation05/siencenter2009.htm

また、上記に掲載の札幌市内の「自閉症・発達障害支援センターおがる」は、
上記からの閲覧がうまく行かない場合は、
直接、以下のホームページをご覧頂く方が良いかもしれません。
http://www.harunire.or.jp/ogaru/index.html

焦らず、気長に、取り組めば、
少しずつかもしれませんが
お嬢さんにとって、穏やかで、生きやすい状況に向かってゆくはずです。
1日も早く、その日が来ますことをお祈り申し上げます。

補足

ちなみに、私のクライアントさんにも発達障害の方がいらっしゃいます。
社会人になって、18年目に、うつ病をきっかけに、発達障害とわかりました。

始めは少しショックだったそうですが、
それまで、うまく行かないのはすべて自分が悪いと、
自分を責めることばかりだったが、
すべては、病気のせいだということが分かり、
ホッとしたと言います。

会社も理解ある会社で、その方の性格、得意なことに
合わせた部署に転勤させてもらえました。

また、３〜４年くらい
カウンセリングやコミュニケーショントレーニングを
粘り強く継続されて、

年々、対人関係力も身につき、
去年、理解あるパートナーと結ばれ、

時々つまずきながらではありますが、
助け合いながら、幸せな結婚生活を送られています。

お嬢様にも、よき支援者、よき仲間が表れますこと、
こころから応援させて頂きます。

北海道の精神保健福祉センターに通えるようでしたら、
同じ悩みを持つ、ご家族やご本人同士のグループ活動に
参加することも役立つかもしれません。

青年期親の会（引きこもり、対人不安、抑うつなどで悩む青年の親や家族）
青年グループ（引きこもり、対人不安、抑うつなどで悩む20〜30代のご本人）

また発達障害に関する情報が掲載されていますので、ご参考までに・・・
発達障害情報センター：http://www.rehab.go.jp/ddis/