対象:住宅設計・構造
東島 鋭
建築家
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室内の湿気が屋根裏に入らないようにしてください。
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感じたことを書かせていただきます。
今回の結露の原因は2つあるように思います。
まず、室内の湿気が自由に屋根裏へ出入りしていることと、もう1つは屋根裏の換気不足です。
室温が高いほど空気中に保持できる湿気の量も多くなりますので、普通に生活するだけでも室内の湿気は壁内や屋根裏と比べて多くなってしまいます。この室内側の湿気を壁内や屋根裏に極力流入させないことが基本です。屋根裏の換気は対症療法にあたります(結露のことだけを考えた場合)。
天井に気密シートは施工されていますか。天井のシナ合板を貼る前に気密シートをきっちり貼って室内の湿気が屋根裏に入らないようにしてください。断熱材をどうするかは2の次です。それと、壁内の空気が屋根裏と行き行きになっていないか確認してください。なっている場合は、壁頂部に通気止めを施工してもらうことをお勧めします。
お気持ちは察するに余りありますが、納得いくまでご依頼先の建築家と工務店と話し合って解決策を見つけてください。
参考にしていただければ幸いです。
東島 鋭
評価・お礼
Paru1730 さん
2011/03/04 17:08
早速のご回答ありがとうございます。
どうやらご指摘のとおり両方の原因で今回の結露にいたったようです。
天井には気密シートは施工されている様子はありません。
なぜ施工されていないかは今後、建築家、工務店に聞いてみたいと思います。
壁内の空気がどこへ行っているのかもすぐにはわかりませんが、
そこらへんも含めて、空気の流れがどうなっているのか明らかにしていきたいと思います。
アドバイスありがとうございました。
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この回答の相談
栃木県で木造平屋建てで勾配天井の家に住んでいます。
屋根は構造用合板t=24mm上にアスファルトルーフィング、ガルバニウム鋼板となっています。
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Paru1730さん (栃木県/31歳/男性)
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