- 辻 良史
- 筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
- 東京都
- 博士(体育科学)
「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
仕事ができる方の机の上はきちんと整理整頓されています。
トップアスリートの部屋も非常に片付いていることで有名です。
これは、目に映る対象が少なければ少ないほど、人の集中力がアップするからなのです。
イチロー選手が打席中にバットを高く掲げてじっと見つめる動作をご覧になった方は多いと思います。
あれは、スポーツメンタルトレーニングでよく使われる方法で、
一点に焦点を合わせることで集中力をアップさせるテクニックなのです。
もともとは、ヨガの「一点集中行」からきているのだと思われます。
ヨガでは、ろうそくや特定の文字、絵をじっとみつめたりします。
これは、集中力を長時間維持させ、本格的な瞑想の準備トレーニングとして行われます。
経験的に、目に映る対象が少ないほど集中力がアップすることを昔の方々も気づいていたということですね。
それは、虫メガネに太陽の光を通すと通常よりも一万倍の光の強さに増幅されるのと同じような現象です。
部屋を片付け、机の上を整理する
↓
目に映る対象が減る
↓
集中力がアップし、高いパフォーマンスが発揮できる
日々の行動や目標にもこの理論は当てはまりそうですね。
無駄なことはせず、本来やるべきことだけに一点集中する。
虫メガネの理論と同じようにパフォーマンスが一万倍に増幅する可能性がございます。
どうぞ一度お試し下さい。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
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