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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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「実践!国際分散投資」その5

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海外ファンドで資産を作ろう!
(続き)

さらに、より「投資価値」を理解するために、先ほどのバブル期から現在に至る
平均投資収益率で見てみると、


およそ

日本    −2%
北米    10%
欧州地域   6%
新興地域  12%

となっています。



日本への投資が、圧倒的に“投資効率”が悪いことがわかるのではないでしょうか。


さて、ここで何が言いたいのか!?


一般的に、日本の年金などの運用比率は、国内株60−70%に対して、
外国株が30−40%程度の運用となっています。


しかし、上記の数値を見ても、それが“投資効率上”合理的でないのは、
明らかなことです。


これは、日本国内だけではなく、世界中のマーケットでも同じような傾向が
見られます。


つまり「自国のマーケットへの投資配分を多くしてしまう」、
このことを「ホームカントリー・バイアス」と呼びます。


自分の国の企業、しかも自国通貨で投資ができ、自国の繁栄につながる
可能性もある。。。


確かに、多く配分しやすくなるのは理解できます。


しかし、その“想い”は、必ずしも合理的な「投資配分」にはなっていない
という点を、よく考える必要があります。


どうでしょう!?

皆さんも、ご自身の「ポートフォリオ」や資金配分を一度再点検してみてください。

「日本」への投資比率が、高いことに気づくはずです。


しかしながら、「資産運用」や「国際分散投資」を、“投資効率”の観点から
合理的にみた場合、そのような配分が必ずしも正しくないことをご理解いただき
たいのです。



上記の国内外の株式・債券への単純な4分割の投資方法が、“幻想”で
あることが、より鮮明になったのではないでしょうか。

(続く)

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