- 辻 良史
- 筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
- 東京都
- 博士(体育科学)
田町で更年期ストレス解消!アンチエイジングで評判の美脳ヨガサロンの辻です。
ストレスが飛んできたとき、その受け止め方次第で、ヒトの精神状態は変わり、その後に選択する行動も変わってきます。
ですので、重要なのは、ストレスが飛んできた瞬間の処理の仕方です。
脳が少しでもストレスと感じたならば、脳はすぐに緊急モードに体をスイッチさせるために交感神経の働きを強めます。
ストレス状態からリラックス状態に戻すことももちろん可能ですが、第一段階でストレスとして認識させない方がはるかに対処が楽になってきます。
ストレスからすぐに解放されればよいですが、現代のストレスは動物時代と異なり、ライフスタイルの多様化から長期化する傾向にあるからです。
長期化しますと、ずっと交感神経の働きが強い状態が続きますので、免疫をつかさどる白血球の中の顆粒球の数が増えていきます。
顆粒球は、細菌を殺してくれたりととても重要な働きをしてくれるのですが、細菌を殺した後、役目を終えると体内に活性酸素をまき散らしていきます。
ですので、顆粒球の数が増えますとその分、体内で発生する活性酸素の量も同じように増えていきます。その影響で、粘膜や組織が破壊されていきます。
これが、現代のストレス性疾患と呼ばれている主な原因です。
逆に副交感神経の働きが強くなりすぎてもアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患を引き起こしてしまいます。
つまり、自律神経はバランスがとても重要になってきます。
それでも、私は、副交感神経の活動を高めるヨガなどの活動を一日のどこかに設定されることをお勧めいたします。
それは、既述しましたように、現代人は交感神経の働いている時間帯の方が長いためです。
今、ヨガ教室が日本だけでなく世界中で広まっているのも、やはりヨガが、単なる運動ではなく、
副交感神経活動を高めてくれるムードチェンジャーの機能を果たしているからだと思われます。
これは、ランニングにおいても同様だといえます。
ヨガは、体をシェイプアップしてくれるだけでなく、ココロのバランスも同時に整えてくれるのですから
世界中の女性たちの間で流行るのも当然のことといえますね。
- サイバー・ヨガ研究所 代表 辻 良史 -
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