日本復活の条件～今何を選択し、何をすべきか　楽天セミナーより

2012年7月8日開催されました、”楽天証券サービス開始13周年記念投資セミナー”に参加しました。そのセミナー内容から、講演の概要を紹介します。できるだけ講演者の発表内容をなぞりますが、ヒヤリングオンリーのため、間違いや主旨が十分に伝えられない部分があり得ますこと予めご承知ください。

田原　総一郎氏　(ジャーナリスト)の講演は、冒頭、某政治家の話でした。この部分は紹介しません。また、ご自身が経験した1次情報としてお話になられたものも、関心が薄かったためメモを取っていません。中身が薄いものになりました。

日本の現状は
・経営者がチャレンジしない。
・一つの業界に多くの業者がある。
・組立屋を中心とした企業構造。

☆これからどうするのか
東日本大震災と原発事故は被害者には申し訳ないのですが、
日本にとっては変わるチャンスでもある。
・原発以外のエネルギー政策の変化の目標として下記を考えている。
2030年 原発　15%　←　現在25%、
化石燃料　40%　←現在70%
自然エネルギー　20% ←現在10%
省エネで15%

☆ユーロの解体は無い
　ギリシャ国民も　ユーロから出たくない、ユーロを解体したくない。と考えている。

☆中国は
・中国での言論統制はなく、なんでも話せる。
・中国幹部の子どもは米国へ留学している。
・一党独裁は良くないけれども政策決定が早い。

☆日本の将来は明るい
・日本は働くのが好き。働きたい人が多い国。
・キリスト教(ヨーロッパ、米国)は働くことは罰、エデンの園を追い出されたから働かざるを得ない。

・京都の企業は共生で生きている。
・他の企業の邪魔をしない。
　真似をしないから京都の企業はオリジナリティーがある。
　下請け企業を安く使わない。∴協力会社と言っている。
　安く使うと不満を持つ⇒仕事が悪くなる。
　適正であれば良いアイデアが出てくる。
　人体を人財に5年で変える。そのためにチャレンジをさせている。
　
☆日本の企業・集団はトップにものが言えない。空気で仕事をしている。
・鳩山内閣の時、防衛大臣湯、官房長官が、何故鳩山氏に間違っていると云わないのか効いた際に、官房長官は総理が間違えていても、100%努力するのがミッションと言っていた。

・今の経営者は話を聞かない。
・松下＝マネシタであっても、上司に企画・アイデアなどを提案に行くと、
上司が2つ質問する、
1. 前例はあるのか
2. それをやって儲かるのか
⇒これで新しいアイデアが取り上げられなくなる。

これら古い体質の企業が変わり、京都の企業の様にチャレンジをして人材を育てれば、日本の経済は明るいとのお話でした。

【残念ながら、政治の話や「あるある大事典のやらせ問題」の放送局のマネジメントが判断しな働かなかった話等で、経済に係る話は少なかったように思います。】

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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー　
吉 野　充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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