- 三島木 英雄
- 株式会社FPリサーチパートナーズ 代表取締役
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
円高が続く背景には
「ドル金利が低い→ドル安→円高」
という構図になっています。
どの程度低いか、身近な住宅ローンで日米を比較してみます。
日本 アメリカ
30年固定 3.10% 3.88%
15年固定 2.10% 3.11%
変動金利 2.475% 2.80%
変動金利ではあまり金利差がなく、1年前と比べれば
アメリカの金利減少は大きく、円高要因となっています。
参考までに1年前の米住宅ローン金利は
30年固定 4.91%
15年固定 4.13%
変動金利 3.25%
で、短期・長期いずれも昨今の方が大幅に減少しています。
週単位でみてもまだアメリカの金利は下がっていますが
変動金利は下げ止まっています。
直近の変動金利が下げ止まったことから、そろそろ底打ち感も感じますが
問題はアメリカが追加緩和をするかどうか。
4月25、26日のFOMCの動向が気になりますが、おおむねの内容は織り込んでいる
と感じます。
日銀も27日に会合を開くことから
もしアメリカに追加緩和があれば、日本も対処をすぐにする姿勢。
とは言え日本に金利引き下げの余力はなく
円高方向感は住宅ローン金利を見ても
日本のデフレ経済をみても長引きそうと感じます。
ただ、長期投資の資産形成においてはドル資産を構築していく
いいタイミングかもしれません。
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