住宅ローン金利は7ヶ月ぶりの低水準 - 住宅ローン選び - 専門家プロファイル

宮下 弘章
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閲覧数順 2016年12月08日更新

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住宅ローン金利は7ヶ月ぶりの低水準

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6月の住宅ローン金利は、長期金利の下落の影響を受け、
各銀行とも0.1~0.15%程度金利を下げました。

住宅ローンの長期固定金利は、前月の長期金利の動きが反映されます。
長期金利とは、10年物国債利回りのことを言い、前の月の利回り水準や
動きが、翌月の住宅ローン長期固定金利に反映されるのです。

5月の10年物国債利回りは、1.1~1.2%くらいで推移していて、
3月・4月に比べると、0.1~0.2%程度低い水準です。

震災の影響による国債増発の懸念や、さらに日本の財政悪化が
進むだろうという懸念から、一時的に国債利回りは上昇しました。
しかしその後、アメリカが金融緩和の終了を宣言し、原油価格の高騰、
中国の金融引き締め等による世界的な経済の減速感が出てきたため、
リスクが高い株式やコモディティ離れが進むことになり、逆に
安全資産である日本の国債が買われる流れになりました。

世界的な経済の減速への懸念

日本国債の需要が高まり買われた(5月)

国債価格は上昇(利回りは低下)

住宅ローン長期固定金利が下がる(6月)

今月の各銀行の住宅ローン金利を見ていくと、
変動金利を除くほとんどの金利が、0.1~0.15%程度下がりました。
特に、期間選択型10年固定物の主要銀行の金利は、
7ヶ月ぶりに4%を割り込み、3.8~3.9%となっております。

さて、変動金利のほうですが、
これは、政策金利の動きが反映されますので、結論から言えば、
しばらくは上昇しません。
日銀が目標にしている消費者物価上昇率が安定的に0.1%以上の
水準に回復しない限り、政策金利は現行の0~0.1%(ゼロ金利政策)
が維持されることになるからです。

詳しい住宅ローン金利の決まり方に関しては、
こちらでご参照いただければと思います↓
◎参考過去ログ → 「住宅ローン金利の決まり方」

なお、前回のブログでも、少し金利のことに触れましたが、
財政悪化、経済の衰退が続けば、日本の信用力の低下につながり、
いずれ長期金利は上昇していき、その先には、住宅ローン金利は
上昇していくことになります。
経済が低成長のときは、国の政策等により短期的には低金利が続きます。
しかし、根本である経済の成長が伴わない限り、政策的な管理だけでは
いずれ必ず限界が訪れます。よって、もしこのままであれば、長期的には
必ず金利は上昇へと向かうことは間違いありません。

そういう意味では、現在の低金利は、楽観的に
喜んでいられる状況でもなさそうです。
民主党の混乱には、もう失望感しか抱けません。
何とかして欲しいものですね

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