- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
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こんばんは!
今日は、いま会合から帰ってきたところで、久々に夜の投稿となりました。
さて、まずは、前回お伝えしたギリシャ国債の債務免除の対象ですが、日本の投資家向けに発行されたサムライ債(円建て外債)は対象外となることが明らかになりました。
これにより、国内の投資家は、まずは「ホッ」と胸をなでおろしているのではないかと思われます。
ただ、国内以外の海外投資家が保有するサムライ債については、新国債との交換の対象となり、債務の減免が行われる可能性がある模様です。
同じ債券を保有していても、国内と海外で、対応が異なるということになりそうですね。
個人的には、少し“違和感”を覚えますが・・・
一方、欧州問題で急激に減少していた日本から海外への証券投資ですが、ここにきて再び買い越し額が増加傾向となっています。
2011年の買い越し額は、約6兆1300億円と前年比4分の1にまで低下しましたが、年明け以降、また買い越し額が伸び始めています。
今年1月は買い越し額が2兆4000億円と大きく回復し、2月も25日までに2兆円を超える買い越し額となっていることが分かりました。
特に、今回の欧州中央銀行(ECB)の2回目となる資金供給が約57兆円に及びことによって、市場での“安心感”が広がり、海外投資が回復してきたのではないかと思われます。
とはいっても、個人的には、まだまだ海外投資は少ないと思っています。
日本の貿易赤字の傾向が強まる中、経常収支の黒字化を維持するためにも、海外で収益を上げ、資本収支の黒字に貢献してもらいたいと考えているからです。
また、そうすることにより、将来の「円安」への“備え”となりますので。
さて、今週はメルマガの発行日です。
最近、巷をにぎわしているAIJ問題や豪ドル建ての海外ファンド情報をお伝えしています。
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
ご参考としてください。
それでは、今週末も、良き日をお過ごしください!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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