家の修繕が大切 2)いつやるかの判断が重要 - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

藤木 哲也
株式会社エアリーフロー 代表取締役
東京都
不動産コンサルタント

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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家の修繕が大切 2)いつやるかの判断が重要

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幸い、リフォームなどのタイミングは自分で決められるもので、お金がない時はちょっと我慢して先に延ばせば済むことです。問題は、雨が漏れてきたり、お湯が出ないといった緊急性が高い修繕が発生した場合で、これがお金に余裕がない時に起こると辛い状況となります。なので、不具合の兆候が見られてたら、比較的に貯蓄がある時に早めに手当てしておくのがいいでしょう。

たいていのリフォーム業者はまとめてあちこちのリフォームをやることをすすめてきますが、私はむしろ気付いたところから少しずつやる「ちょっとリフォーム」を推奨したいと考えています。そのほうが支出のコントロールをしやすいからです。私は不動産ファンドでの投資の仕事もしてきましたが、プロの考え方はどちらかというとそうなります。プロの投資と一般家計とが全く同じ条件ではないですが、参考にできる考え方だと思います。

マンションに住んでいるなら維持管理に必要な資金として修繕積立金があり、これは少し考え方が異なってむしろ大規模にまとめてやる経済性を追求したほうがいいという傾向にあります。積立金の運用は管理組合にお任せの人も多いかもしれませんが、少し関心を持っておいた方がいいでしょう。専門と言われる管理会社の人でもその辺りの理解にバラつきがあります。マンションでも住居内(専有部)についてはちょっとリフォームの考え方が必要です。

まとめてリフォームをするなら、住み替えのタイミングもひとつの狙い目です。この場合、新しく買うほうの家のローンとリフォーム資金とを合わせて借入ができることがあります。金融機関によって様々な条件があって必ず利用できるものではないですが、低い金利で資金調達ができるのは大きなメリットです。

 

<原文:家修繕ドットコムよりコラム「不動産ストック活用」>

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