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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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井元 雄一
(カイロプラクター 博士(健康科学))

閲覧数順 2016年12月03日更新

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体も心も元気になる!眼からウロコのセロトニン健康法とは(8)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・心身ともに健康になるためには、ストレス対策と並んで「生活習慣の改善」が不可欠です。生活時間の乱れが心身をむしばむと前述しましたが、食生活の乱れも同じように危険です。最近は糖尿病などメタボリックが増加している原因の一つとして食生活の乱れが注目されていますが、心身症やうつ病、自律神経失調症など心の病が蔓延している背景ともなっています。心と食事とは一見して無関係と思われがちですが、毎日のように食べている物によって、心の状態も大きく左右されるのです。

 

うつ病など精神疾患の患者によくみられる食生活上の傾向として、砂糖など甘いものや炭水化物、インスタント食品や加工食品の摂取が多いこと、野菜の摂取が少ないことなどが挙げられ、人によっては魚や肉などタンパク質の摂取が極端に少ない傾向もみられます。実際にあるクリニックでは、甘いものや炭水化物の摂取を減らす一方で、野菜やタンパク源の摂取を増やすような食事指導をうつ病などの患者に行ない、素晴らしい治療成績をおさめています。

 

セロトニンなどの神経伝達物質はトリプトファンなどの「アミノ酸」を原料として産生されます。その産生の過程ではビタミンB群や鉄、カルシウムなどの栄養素が補酵素として働きます。従ってアミノ酸やタンパク質、ビタミン類、ミネラル類の不足はセロトニンの欠乏を通して神経機能の低下を招き、うつ病や心身症、自律神経失調症など心の病の原因の一つとなります。最近ではダイエットと称して肉や魚などのタンパク源を極端に避ける若者も目立ちますが、それでは逆に心を病んでしまうのです。

 

砂糖や炭水化物などの糖質は人間にとって重要な栄養源ですが、その摂り方には細心の注意が必要です。白い砂糖はもちろん、白米や精製された小麦製品はたいへん消化と吸収が速く、食べる量とタイミングによっては急激に血糖値が上がってしまいます。その結果、食後の反応性低血糖を招いて精神的に不安定となり、ひいては心の病の引き金になることも少なくありません。適切な糖質の摂り方としては、黒砂糖や玄米、全粒粉を用いたパンなどが勧められています。

 

さらに心の健康のためには、適正な「体温」の維持が大切です。人間はもともと36.5℃が適正な体温とされていますが、最近は35℃台や34℃台の人が少なくありません。そのような低体温の人が増えた原因としては運動不足や不規則な生活、コンクリートに囲まれた生活など様々ありますが、その結果として、免疫力や代謝が低下することでガンや糖尿病などの身体的な病気が増えています。しかし低体温の影響はそれに留まらず、メンタル面での不調にも直結するのです。

 

体温を高くして心身ともに健康な状態になるためには、日常的に体を温めることがたいへん重要です。具体的には38℃くらいの温めの風呂に半身浴でゆったりと浸かり、手足が冷える場合は足湯や手湯を併用することが有効です。また冬などに腹部が冷える場合には腹巻をし、冷たい飲み物は控えることです。そして定期的に運動することが筋肉を温め、代謝を活発にし、免疫力を高めて、心身ともに元気に健康になるための秘訣といえます。

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