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閲覧数順 2016年12月10日更新

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身体を「酸化・ストレス・シワ」から守る!不眠不休で働き続けるビタミンC

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(続き)・・今年の花粉症は本当にひどいですね。花粉の飛散量が昨年比で2~4倍と非常に多く、鼻水やくしゃみなどアレルギー症状がたいへん強めに出る方が少なくありません。

蒲田よしのクリニックへも、毎日のように花粉症の治療を求めて花粉症に悩む方がいらっしゃいます。私の印象では、目の痒みが辛い方が特に目立つと感じています。

 

但し花粉症のピークはようやく過ぎつつあり、もう少しの辛抱といったところです。昨日12日の花粉飛散予報で、今年の花粉の飛散の終息は昨年に比べて早まりそうだと報道されていました。

今はスギからヒノキに花粉の主力がシフトしていますが、このヒノキの花粉の飛散が一段落するのは、昨年比で1週間から2週間、早まると予想されています。

終息の予想時期は地域によって差があり、九州は4月17~20日、四国から東海は同23~25日、関東から東北は同28~30日との予想です。従って関東地方の場合、あと2週間あまりでようやく終息することになりますが、実際はどうでしょうか。

 

 

さて人間の健康にとって非常に大切なビタミンCですが、そもそもビタミンCは体内でどのような活動をしているのでしょうか。

ビタミンCをたっぷり含む食品を食べると元気になり、体が軽くなるような感覚を覚えるものですが、それはどのようなメカニズムによるのでしょうか。

 

第一に挙げられる働きとしては「抗酸化」があります。すなわちビタミンCは体の細胞や組織を「酸化」から守り、病気や老化、衰弱などを防ぐ役割を担っているのです。

体は生きていくための活動をしていく中で、体内に酸化が生じます。分かりやすい例でいえば、我々が呼吸によって吸入する酸素のうち、2~3%程度は「活性酸素」に変化することが分かっていますが、ビタミンCはこの活性酸素を無毒化するのです。

 

それでは活性酸素は、どのような作用を人間に与えるのでしょうか。

我々は怪我をするとオキシドールを傷口に塗ることがありますが、これは「過酸化水素」のことで、活性酸素の一種です。過酸化水素の殺菌作用を活用した治療法ということができます。このように活性酸素には、健康に役立つ側面もあるのです。

ところが我々の内外の環境は、活性酸素を過剰に生み出しやすいものとなっています。ストレスや睡眠不足、化学物質、大気汚染、食べ過ぎ、タバコなどによって活性酸素は常時、多量に作られており、我々の身体を傷め続けているのです。

 

過剰な活性酸素はLDLコレステロールを酸化させて動脈硬化を促進し、脳卒中や心臓病、動脈閉塞などの重大な病気を引き起こします。一方でアレルギーの基となり、アトピーや喘息、花粉症の病状を悪化させます。

そればかりでなく神経細胞を酸化させ、アルツハイマー病やパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症などの神経難病の引き金ともなります。さらに長年にわたり細胞の遺伝子を傷つけ、ガン発症の遠因となるのです。

 

ビタミンCは活性酸素を不活化し、体の組織の酸化を強力に抑制します。抗酸化成分には様々なものが知られていますが、ビタミンCの抗酸化力は指折りの強さを誇ります。ビタミンCによる体調回復のかなりの部分は、この優れた抗酸化力によるのです。

具体的には動脈硬化を抑制し、心臓病などの発症を防止します。また一方でアレルギー作用を抑制し、アレルギーによる症状を緩和します。そしてビタミンCの投与によってパーキンソン病などの進行を遅らせることが分かっています。

 

これ以外にビタミンCは「コラーゲン」の生成に重要な役割を果たしています。皮膚の張りを維持するためにはコラーゲンというタンパク質がとても大切ですが、ビタミンCはこのコラーゲン産生を通して、皮膚の健康に一役買っているのです。

ビタミンCの極端な欠乏によって「壊血病」が引き起こされることは前述しましたが、これは皮膚や血管壁の構造を維持するコラーゲンが作られなくなったために、ひどい出血を起こす重篤な欠乏症なのです。実際にビタミンCを投与すると、皮膚や血管が強化されることが証明されています。

 

続いて「抗ストレス」という重要な役割があります。腎臓の上に副腎という小さな臓器があり、ここで「アドレナリン(エピネフリン)」というホルモンが作られていますが、これがストレスに対抗する力を我々に与えてくれています。

ビタミンCはこのアドレナリンの産生に不可欠な存在です。ビタミンCが足りないとアドレナリンが作られなくなり、ストレスに極めて弱くなってしまいます。ビタミンCを摂取すると元気になる感覚を覚えますが、その原因の何割かはアドレナリンを介して作用すると考えられます。

 

これ以外にも様々な重要な役割をビタミンCは果たしていますが、前回のコラムで我々はたいへんビタミンCの不足に陥りやすい環境にある、と説明しました。

そのような環境下で、我々は健康を維持、増進するために、具体的にどのようにして充分量のビタミンCを摂取していくべきなのでしょうか・・(続く)

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