周辺聴力を鍛える - ビジネスコーチング - 専門家プロファイル

西田 淑子
サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
大阪府
ビジネスコーチ

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閲覧数順 2024年05月08日更新

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周辺聴力を鍛える

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個人研修をしながら、一方で私はハエの羽音が気になっていました。部屋には大きなガラス窓があり、そこでハエが一匹、窓の外に出ようとしていました。私の目線は個人研修を受けているAさんに向いたまま、声も聴いています。しばらくしてキリのいいところでハエを逃がすと、Aさんは、全く気が付かなかったと言いました。

私たちには、多くの音が耳に入ってきているにも関わらず、聞いているのは全てだとは限りません。聴覚そのものは正常であっても、聞こえない音もあります。より多くの音に気づく能力を上達させることで、コミュニケーション能力を上達させることができます。

出来るだけ多くのことに気づくことによって、より多くの選択肢を検討し、より素早く対処できるからです。

この能力を向上させるには、音を聞き分ける練習を行います。そこに静かな状況を作ったら、聞こえてくる音に注意を払います。そして7つの違う音を数えます。

かなり静かでも、1分もあれば7つの音を数えられるでしょう。そのとき音の名前や、音の意味を考える必要はありません。ただ数えるだけです。

特に注意を向けてほしいのは音源の場所です。音源の位置はどうでしょうか。前後左右上下、どの位置からの音でしょうか。また音源の距離はどうでしょうか。いつも聞いているよりずっと遠くに注意を向けてみます。またずっと近くに注意を向けてみます。それから自分の出す音にも注意を向けてみます。

それらを続けていくと、人と話をしながら、別の音も聞こえるようになります。それができるようになれば周辺聴覚は鍛えられ、より柔軟な人間関係を実現することができるでしょう。

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