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体も心も元気になる!眼からウロコのセロトニン健康法とは(2)

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(続き)・・さらに身体症状があり、検査をしても特に異常のみられない疾患として「自律神経失調症」が挙げられます。例えば頭痛やめまい、のぼせ感、動悸などの症状が次々と現れては消えるため、病院でレントゲンや心電図、血液検査などをしても特に異常が認められない、という事例が多々あります。多くのの場合、イライラ感や抑うつ感、不眠など精神症状も大なり小なり伴います。心身症と症状は似ていますが、検査をしても何ら異常がないという点が異なります。

 

病院で診療を受けると、必ず何らかの「病名」が付けられて保険請求されますが、最近はこの「自律神経失調症」という病名をよく目にします。これは日本特有の病名で適切な英語訳がないそうですが、様々な身体症状をもとに内科を受診したものの、検査で目立った異常がないような症例に対してよく付けられる病名です。前述の心身症や仮面うつ病に該当するような症例に対しても、厳密な検討を経ずに安易に自律神経失調症と診断されている傾向さえあります。

 

さてこの自律神経失調症の症状と、病名に出てくる「自律神経」とはどのような関係があるのでしょうか。それを考える上では、自律神経の機能について確認しておく必要があります。人体に分布する神経のうち、運動神経は手足を動かしたり話したりする時に用いる神経で、意識的に動かしたり止めたりすることが可能です。すなわち歩くのを開始することも止まることも意識して行なえます。また話を始めたり黙ったりすることも意のままです。

 

これに対して自律神経は基本的に、自分の意思で動かしたり止めたり、強めたり弱めたりという操作が出来ません。自律神経は心臓の鼓動を早めたり遅くしたり、食物の消化を促進したり抑制したり、汗をかいたり止めたりと、自分の意思では左右できないような人体の営みに関与しています。その場の温度や湿度などの環境、心理状態の影響などで、心臓の鼓動が早まったり遅くなったりしますが、自分の意思で早めたり遅くしたりはできず、自律神経の働きにより自動的に変化しているのです。

 

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の二種類があり、互いに正反対の作用をしています。交感神経は心臓の鼓動を早め、血圧を上げ、消化を抑制します。それに対して副交感神経は心臓の鼓動を遅くし、血圧を下げ、消化を促進します。一言でいうならば、交感神経は活動や仕事などに際して働く神経、副交感神経は休息や消化などに際して働く神経です。一日のうちでは、朝から日中にかけて交感神経が、夕方から夜にかけては副交感神経が優位に働いています。

 

人間は日々の生活で、時間の推移や環境の変化、心理状態の変化などに合わせて自律神経のスイッチを自動的に切り替えながら暮らしています。すなわち日中に仕事や移動、戦いなどの活動が必要な時には交感神経優位な状態、夜間に休息や睡眠が必要な時には副交感神経優位な状態に切り替わります。ところが何かの原因によってこの切り替えが上手くいかない場合、自律神経の機能に支障が出て、様々な不快な症状に見舞われることがあります・・(続く)

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