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柴垣 和哉
柴垣 和哉
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藤森 哲也
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閲覧数順 2016年12月05日更新

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12月のソニー銀行の金利発表

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 銀行の中では、数少ない翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、今月は固定金利の多少の引き下げが目立ちます。


 まず変動金利は据え置きになっています。従って、他行の12月も据え置かれるものと考えられます。そもそも、変動金利は銀行の貸し出し金利である短期プライムレートに連動する仕組みになっており、短期プライムレートが変動していない以上、他行はどこも据え置きなのですが、ソニー銀行や新生銀行だけは独自の調達金利で引き上げたり引き下げたりしているため、注意が必要です。


 返済額を5年間一定とし、その一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に、前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」の不採用により、適用利率が急激に上昇した局面においては、返済額が大幅に増える可能性があります。


 ソニー銀行や新生銀行の変動金利を選択する際は、上記の仕組みの適用がないことをよく理解しておくことが必要です。


 一方の固定金利ですが、これは20年超の最長期間の金利で前月比0.020%下落し、2.401%となりました。


 11月当初は欧州が「包括戦略」で合意したため、欧州の債務懸念が後退し、世界的に株価が上昇、買われていた安全な国の国債が売られ、金利は上昇するものと考えていました。


 しかし、突如発表されたギリシャの国民投票騒ぎで、再度、欧州の債務懸念が持ち上がり、さらにイタリアにも飛び火したため、株価は下落し、安全な国の国債が買われ、金利は逆に低下しています。


 また、日本ではオリンパスの不正会計問題で、株式が敬遠され、さらに国債が買われ、よりいっそうの金利低下につながっています。


 ソニー銀行の場合は資金調達時期が、半月ずれているため、10月下旬の金利上昇と11月上旬の金利低下が相殺される形で、引き下げ幅が小幅にとどまったものと考えられます。


 気になる他行の12月の長期固定金利の見通しですが、現在の長期金利が0.960%近辺まで低下していることを考えると、来月は低下の可能性が現時点では一番高いものと考えられます。

 

ソニー銀行、住宅ローン金利


沼田 順(CFP(R)認定者・1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)


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