金や国債にお金が向かう理由 - 資産形成 - 専門家プロファイル

宮下 弘章
リスト株式会社 
神奈川県
不動産コンサルタント

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対象:お金と資産の運用

山中 伸枝
山中 伸枝
(ファイナンシャルプランナー)
山中 伸枝
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2016年12月08日更新

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金や国債にお金が向かう理由

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日経新聞の記事に”アメリカのドタバタ劇”という
表現が使われてるのを見て、思わず笑いそうになったのは
私だけでしょうか

国の威信をかけて、米連邦債務の上限引き上げ問題を解決
したとは言え、どうも根本的な問題を先送りにしているだけの
ように感じます。結局、このような懸念が拭いきれず、マネーは
安全資産とされる国債や円、そして金へ向かっているのです。

このように国際的な影響力が高い国の財政問題が表面化したり、
景気が下降している局面では、リスク資産が売られやすくなり、
一方で”金”などにお金が向かいやすくなります。
でも、どうして”金”なのでしょうか

この答えは、「実物の財産だから」です。

つまり、”金”というのは、実際に存在する物なので、
価格が上がったり下がったりと変動することはありますが、しかし、
価値がゼロになることはありません。

金は、その名のとおり”金属”なのですが、
昔は”お金”として使われていました。
まさに”金貨”というのがそれです。
その後、紙幣が登場することになったわけですが、
しばらくの間は、各国は、自国が保有する金の量に応じて
紙幣の発行量が制限されていたのです。
つまり、紙幣をたくさん発行するためには、金をたくさん保有して
いる必要がありました。これが金本位制です。

しかし、経済の発展とともに、その国の経済活動に見合う
貨幣が必要になってきたことで、1971年のニクソンショックにより、
それ以降は、金と貨幣の関係が言わば解消されることになり、
経済によってお金の価値が決まる仕組みになったのです。


つまり、金の歴史を振り返ればわかるとおり、
昔は「金=お金そのもの」だったわけで、しかも、金と言えば
とても量が少ない貴重な金属です。
だから、金は安全資産とされていて、経済が不振のときなどに
お金を金と交換する人が今でも多いのです。

そして、不動産も金と同じ様な財産と言えるでしょう。
やはり、現物の財産として存在しており、運用することで
お金を生み出すこともできるわけです。
売買価格の差額利益を狙う投資ではなく、賃貸収入を根拠として
不動産の評価を行うことで、多くのリスクを回避できます。
現在、グローバルREIT投信等を含め、日本の個人投資家の
不動産への投資額が増えてきています。
本来は、不動産はリスク資産に分類されるものですが、
日銀が量的緩和においてJ-REITの買い入れを表明したことや、
投資口価格が安定していることなどが、REITにお金が向かう
理由の1つとして考えられます。

また、国債や円にお金が向かうのは、
そもそも国の破綻リスクそのものが低いからです。
これが、格付けの高い日本が買われる大きな理由なのです。
これも、安全資産とされています。

逆に、リスク資産の代表格は株式になります。
景気が下降している局面では、企業の収益が落ちます。
つまり、企業収益の悪化は、企業価値評価が下がりますので、
株は売られ、株価は下落することになります。
最悪の場合は倒産し、株券は紙切れ同然になってしまいます。

実は、私が今注目しているのはJ-REITです。
また、最近では不動産特定共同事業法に基づく商品にも
とても興味があります。
不動産の賃貸運用で運用収益を根拠にした投資で、
利回りも3%~5%程度で、システムもしっかりしています。
いくら安全だと言っても普通預金はたったの0.02%、
日本国債を購入しても、利率は0.7%程度ですから・・・


金も、株も、円も、国債も、REITも、預金も・・・・・
全て投資であり”運用”になります。
どうせ運用するなら、若干のリスクを背負っても資産形成を
可能にする運用を行いたい・・・というのが私の考えです。
今後も、資産形成を意識して、お金を運用する知恵を
どんどん勉強して身に付けたいと思っております。

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