やさしい心理学3~「交流分析」を活用した自己理解2~ - 自己分析・適職診断 - 専門家プロファイル

一柳   起誉
ヒューマン教育研究所 代表
神奈川県
研修講師

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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やさしい心理学3~「交流分析」を活用した自己理解2~

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皆さん、こんにちは。ヒューマン教育研究所の一柳です。

前回のコラム「「やさしい心理学~「交流分析」を活用した自己理解1~」」に引き続き、
「交流分析」を活用した自己分析の方法をご紹介します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【2】.自己理解2(他画像の確認)


「自己理解」の2番目の方法は、他人が自分をどう見ているか、を知ることです。
さっそく最初から質問です。

皆さんは、本当の自分の顔を見たことがありますか?

見たことのある人は皆無のはずです。なぜでしょう。見ることができないからです。
A4判ぐらいの大きさの紙にマジックで「私」という字を書いてみてください。

次に、その紙を鏡に映して見てください。どんな「私」になっていますか?
トテモ、「私」には見えませんね。
実は、これが自画像なのです。

そして、他人が見た自分の顔、漢字で言えば「私」が本当の自分の顔「他画像」です。
自分が見る「顔」は、鏡を通してでないと見ることができません。
我々は、何もしないと、生涯この「私」には会えません。
従って、このままでは本当の自分を知らないままで過ごすことになります。

本当の「私」は前回お話した「自画像」とこの「他画像」を合わせたものです。
「ジョハリの窓」で有名なジョセフ・ルフトとハリー・インガムが、
次のように言っています。

「程度の違いはあるが、我々は、自分が他人にどう見られているかについてよく分からない。
多くの場合、他人が見る自分と、自分自身が見る自分とは異なっている」


さて、この「他画像」についてもう少し話を進めると、
「他画像」は、常日頃思っていることが言動として外に出た「傍目の自分」(客観)で
「自画像」のキャラクターに対し、「パーソナリティ」(人格)と言われます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それでは、「他画像」を確認する方法を考えて見ましょう。

1、 「他画像」を他人に書いてもらう


ア、
まず、前回のコラム「やさしい心理学~「交流分析」を活用した自己理解1~」で触れた
「エゴグラム」用紙を3人以上の他人に渡して、日ごろの自分の言動をチェックしてもらってください。

例えば、3人ならば、それぞれAさん、Bさん、Cさんが書いてくれたエゴグラムが
常日頃のあなたの言動を見・聞きした3人の個別の受け取り方「傍目の自分」です。

(※「エゴグラム」に関しては、検索すると診断できるサイトがいくつか出ますので
参考にして下さい。)


イ、
次に、書いてもらったエゴグラム(3枚)の5つの各項目は、
それぞれ数値で表せられますから、それらを同じ項目ごとに加算して、平均化してください。
出た答えによって別のエゴグラム用紙にグラフ化すると、それが「他画像」です。
平均化の意味は、大部分の他人が自分の言動を、こう見る傾向にあるということです。
ただし、3人以下では、その意味が薄れます。

2、 自画像と他画像を比べて、改善点を検討する。


3人に書いてもらったエゴグラムと平均のエゴグラムを、
それぞれ自分が書いたエゴグラムと比べてみてください。
自分の書いたものと同じような傾向にあれば、
よく自分を理解してくれていることになり、余りにもかけ離れていれば、
常日頃の自分の言動が、そのように受け止められているということです。
その差の程度によって、改善点を考えてください。

もし、改善すべきだと分かったら、前回触れたように、習慣化するまで言動ベースで努力することです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

我が国の人間関係の現状は、益々希薄化しつつあります。
それは、メールなどを主にしたコミュニケーションが横行していることも
大きな原因の一つですが、
もう一つは、日頃の自分自身の言動を理解しないで
コミュニケーションを交わしていることも考えられます。

コミュニケーションは、面と向かって相補交流(お互いに補い合って)で
行うものです。そして、その良否は、相手が決める主導権をもっています。
以上、2回にわたって、「交流分析」を活用した自己理解の方法をお話ししました。
大いに活用してください。

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私は、以上の様な「自己理解」「コミュニケーション」
に関する講座を、
・自治体向け
・企業向け
・大学・専門学校生向け

など様々な場所で、行っております。

特に歯科衛生専門学校生向けの講座は、若い学生を相手に
「自己理解とは何か」
「コミュニケーションとは何か」
をテーマに行っていますが、
学生からの評判が良く、
継続して講義を行っています。

今後も、講演やセミナーに力を入れていきますので、
ご興味お持ちいただけた場合は、お気軽に私までご連絡ください。
ご連絡をお待ちしております。



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