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閲覧数順 2016年12月09日更新

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住宅ローン相談 「家の買い時」

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住宅ローンの相談を受けていると、必ずと言っていいほど次のような質問があります。


「今は買い時ですか?」


このような質問をされる方の多くは、「今買った方が得ですか?」という意味で聞いてきます。
それに対して、私は「お客様のライフプラン次第ですね。」といった回答をしていますが、本日は判断基準について書いてみます。



私が思う、住宅の買い時を判断する基準は、 『 損 or 得 』 だけではありません。
もちろん、税制上の優遇措置があるか無いかで、家計への影響はとても大きいので、損得も検討しますがこれだけではありません。
判断基準については、基本的に次の3つを軸に考えます。



【 天 】


【 地 】


【 人 】



【天地人】聞いたことある。。。と思われた方も多いと思います。
そうこれは、NHKの平成21年度大河ドラマのタイトルです。

この【天地人】というドラマのタイトルは、次の上杉謙信の言葉から引用されたようです。

輝虎(謙信)公曰く。天の時、地の利に叶い、人の和とも整いたる大将というは、和漢両朝上古にだも聞こえず。いわんや、末代なお有るべしとも覚えず。もっとも、この三事整うにおいては、弓矢も起こるべからず、敵対する者もなし

(北越軍談 謙信公語類)

要約すると、
「謙信公曰く、天の巡り合わせが良く、地勢の有利さに恵まれ、家臣・領民がよくまとまっている、この3つの条件を満たす大将を、日本の歴史、中国の歴史、神話の時代にさかのぼっても見たことがない。もっともこんな大将がいたら、戦は起こらないし、敵対する人物もいないだろう」
これは、孟子の教え「天の時 地の利 人の和」を上杉謙信が引用したと考えられます。戦に勝つには、すなわち物事を成功させるにはこの3つの条件が必要だということです。

出展:http://www.yonezawa-naoe.com/how_t_tenchijin.html


ここにも記載されていますが、【天の時 地の利 人の和】という言葉も上杉謙信自身の言葉ではなく、孟子の教えからの引用のようです。


この孟子の教えという事からも分かるように、中国では古来から【天・地・人】という3つの言葉を『事を成就するのに必要』なキーワードとして、よく使われていました。(三国志の物語の中にも出てきます。)



さて、住宅購入に話を戻します。

 『 住宅を購入する 』 という決断は、間違いなく人生最大の決断のひとつです。
このような大きな決断をしなければならない時こそ、私はこの【天・地・人】をヒントに考えて戴きたいと思っていいます。



前出のご相談者様は 『 損得 』 で考えようとしています。
これは【天】のみによる判断です。


世の中の景気や経済環境によって、住宅取得に関わる環境も大きく変わります。

・  景気が悪いので、日本国政府が税制上の優遇措置を付けて、国民の消費を活性化しようとしているので今が買い時。

・  景気が落ち込み、土地の値段が下がっているので今が買い時。

・  近い将来には、消費税が増税されるかも知れないので今が買い時。

すべて【天の時】です。
【天の時】は判断材料の大きな要素であることは事実です。でも、次のことも考えて欲しいと思います。




【地】

・  自分が住みたいと思っていた地域に、理想的な空き物件が出た。

・  実家のすぐ隣の住宅が売りに出ている。

このような【地】との出会いはご縁です。
世の景気や税制上の優遇等を検討していては、他人の手に渡ってしまうかも知れません。
どうしても住みたい場所が見つかったのなら、【地】を最優先で考えて良いと思います。

私はこの【地】優先のパターンです。
住宅の購入は「もう少し頭金が溜まってから」「家族構成が定まってから」と考えていたのですが、土地・環境が決め手となり家を建てることとしました。



最後に【人】

・  子供が小学校に入学するから。

・  子供が独立し、これからは夫婦二人で生活するから。

・  年老いた両親と同居するから。

・  自分の年齢的に、ローンを組むにはそろそろ限界。

このような判断も 『 損得 』 ではありませんね。
【人】を基準に判断する。これもとても大事な事だと思います。


家を買った後で後悔しない為にも、「今の家賃よりも住宅ローンの方が安い」というような損得基準を最優先した判断はしないで欲しいものです。

「今が買い時ですか?」と聞かれても、簡単に一言では答えられないという事がお分かり戴けたでしょうか。

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