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がんばろう東北!災害時に心身の健康を維持・向上する方法(1)

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  1. 心と体・医療健康
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3月11日の東北太平洋沖地震が発生してから10日が経ちました。岩手・宮城・福島県を中心に未曾有の被害に見舞われており、死者・行方不明者が2万1千人以上と、非常に多くの方々が犠牲になっております。なお生死や所在が分からない方々も多数おり、また不便で不安な避難所生活を強いられている方々も数十万人規模でいらっしゃいます。先ずは亡くなられた方々やそのご遺族に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々全てにお見舞いを申し上げたいと思います。

 

今回の東北関東大震災は、様々な点でこれまでの大震災や自然災害と比較しても、桁違いの被害と各種ダメージを与えています。死者・行方不明者の数はもとより、街や集落の壊滅的な被害、その範囲の広大さ、そして福島原発の深刻な放射能漏れ事故まで引き起こしており、しかも未だに進行中です。このような人的、物的、経済的な損失だけでなく、被災者を含む日本人全体に与えた心理的なトラウマは、計り知れないほど大きいと言わざるを得ません。また世界各国に対しても強い衝撃を与え、救援の手が差し伸べられています。

 

被災地を中心に食料、水、日用品、医薬品、燃料などあらゆるものが不足し、避難所に命からがら逃げ込んだ方々にとっては、辛酸をなめるような、たいへん厳しい生活が続いています。3月後半だというのに朝晩は0度前後まで冷え込み、雪が降る日もありました。慣れない避難所での共同生活により体調を崩す人が日に日に増え、高齢者を中心に亡くなる方も続出しています。被災地では病院など医療機関も深刻な被害を受け、医薬品なども不足することから、必要な医療も十分に提供できていないのが現状です。

 

苦しいのは被災者だけではありません。懸命に行方不明者の捜索や道路の復旧などに当たる警察隊や自衛隊員、自らが被災しながらも住民の命と安全をあずかり奮闘する自治体の職員、限られた資源を工面しながら被災者への医療を提供する医師など医療関係者、放射線被曝の危険に身を晒しながら懸命に炉心等の冷却作業を続ける原発・消防関係者、そして被災地の前線に立って生々しい現状を国民に伝え続けているマスコミ関係者・・これら多くの方々の血のにじむような努力と苦悩は、並大抵のものではありません。

 

私自身は岩手県出身であり、故郷を襲った大災害に対して、やはり心穏やかではいられません。幸い親や兄弟も首都圏に移転しているので直接の被害はありませんでしたが、父方の親類の多くが宮城県在住で、一時は連絡が取れずに心配したものです。私の出身地は同じ岩手県でも内陸の一関市なので津波の被害はありませんでしたが、建物や道路、新幹線の損壊など大きな被害が出ております。また同じ岩手県の同朋の惨状を目の当たりにすると「何とかしなければ・・」との意を新たにするのです。

 

被災地に於ける状況や被災者の置かれた境遇を思い、私自身が貢献できる分野を考えた時、今のような「大災害」という非常時の状況下で、被災者や現地で活動する方々がどのようにして少しでも健康を維持できるか、またメンタル面の安定を維持できるか、という点に関して、私自身の見解とアドバイスを述べさせていただくのが、私にできる最適な貢献ではないかと考えました。そこで次回から「災害時に於ける心身の健康管理」というテーマで、いくつかの視点からコラムを掲載することにしたいと思います・・(続く)

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