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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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閲覧数順 2016年12月03日更新

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「1億総半病人」日本の救世主か!?東洋医学の真骨頂とは(1)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

ご存じのとおり日本は世界に冠たる長寿国で、男女ともに平均寿命世界一の座を長年にわたり維持しています。また日本の医療制度は今でも国民皆保険で、月々の保険料さえ払っていれば、たとえ重症の病気や怪我にかかっても最低限の出費で済むような仕組みになっています。この点が同じ先進国のアメリカなどとは異なり、大多数の日本人は大きな心配なく医療の恩恵にあずかることができます。そのような仕組みが長寿国であり続ける理由の一つとなっています。
 
その医療のレベルにしても、日本は少なくとも病気の「診断」に関しては、世界一のレベルといって良いでしょう。例えば頭部や内臓などを精密に撮影する装置であるMRI(核磁気共鳴画像)の普及率は断トツの世界一で、世界中のMRIの約半数は日本に集中しているといいます。また消化管内視鏡の普及や技術、診断精度に関しても、日本は間違いなく世界一のレベルです。このような診断装置の充実および診断技術の高さも、日本人の長寿に寄与していることは疑いようがありません。
 
これが病気の「治療」となると、話が少々複雑になってきます。例えばガンの手術の技術に関しては、日本はアメリカやドイツなどと並んで世界一の水準といえますし、各種の薬物療法に関しても、薬物供給の豊富さや薬学知識の普及などをみると、たいへん高いレベルに達しています。インフルエンザに投与するタミフルに至っては一時期、世界の約75%が日本で消費されたというから驚きです。つまり「西洋医学」の領域に限っていうと、かなり充実した治療態勢といえそうです。
 
しかしながら、そのように一面で高度な診断および治療によって、日本人は本当に健康になっているのでしょうか。現実には多くの国民にとって、そのような実感はないのが正直なところだと考えられます。つまりいくら正確に病気の診断をし、手術や薬によって一生懸命に治療をしても、延命率が多少向上しているだけで、病気を本当の意味で良くしているとは言えないのが実情です。ましてや病気の予防や健康的な生活を送ることに関しては、あまり寄与していないのではないでしょうか。
 
具体的には、ガンや糖尿病、心臓病など生活習慣病の罹患率や死亡率は上昇の一途を辿っており、全く歯止めがかかりません。例えば糖尿病は境界型も含めると1600万人にも達し、ガンによる死亡は国民のおよそ3人に1人にまで増加しています。またこれらの病気は低年齢化が進み、若年者や小児の症例が珍しくなくなりました。一昔前は成人病と呼ばれていましたが、子供の罹患者が急増したために、成人病と呼ぶ人は殆んどいなくなりました。
 
それだけでなく、現代特有のストレス起因性の疾患も激増しています。職場などでのストレスが原因でうつ病やパニック障害になる人が後を絶たず、過労自殺などによる争議も目立っています。また各種アレルギー性疾患、すなわちアトピーや気管支ぜんそく、花粉症、食物アレルギーなども増加し、しかも逆に高年齢化しています。つまり中年層で初めてアレルギーになる人が多いのです。高齢者の方々に尋ねると、以前では考えられなかった病気が最近たいへん増えている、といいます・・(続く)

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