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閲覧数順 2024年04月26日更新

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痛いところはつかれる

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セルフ・ヘルプ シンクロニシティ・セレンディピティ

周りで起こる出来事に、自分に対するメッセージを
見つけることってけっこうないですか?

たとえば、10日ほど休みを取ろうとすると、必ず職場で
チャチャを入れようとしたり、気持ちよく取らせてくれない
上司や同僚がいたり。。。

周りに理解がない、と思ってしまいそうになりますが
実はこれ、自分の中にそうした人たちを引き寄せる
何かがあるんだろうか?と思って見てみると、とても
興味深いことがあります。

自分の頭では「休むのは自分の権利だし、当然」と
思っていても、どこかで「こんなに休んだら周りに
悪いかな」というような罪悪感や、「10日も休むなんて
日本ではまだまだ受け入れてもらえない」なんて
思い込みがあったりして。

自分では意識していないようなかすかな罪悪感だとしても、
潜在意識のパワーは顕在識の何千倍もあるため
それが波動みたいなものとして外へ出てくるのでしょう。

だから休みを取ろうとすると、ココロの奥底で
思っていることを指摘するような人、その罪悪感や
痛いところをちょうどつっつく人が出てくる、という具合。

職場を変えるとか、もっと休みを取ることに対して
理解してくれる人のいるところに行く、というのも
ひとつの方法ですが、自分の中の罪悪感や
思い込みをなんとかすれば、おのずと変わってきます。

ほかにも、自分では考えたくないことや、
思いたくないことを指摘されたり、痛いところを
つかれることって、あるものです。

そのときは、反発してみたり怒ってみたりするけど
本当は当たっていて、またそれが腹立たしいことも。

わかっているけど人に言われたくない、
どんな人にもそうしたところはあるはずです。

でも、結局自分の中の何かに気づかせてもらうために
周りで何かが起きているのかもしれません。

もし一事が万事こんな具合だとすると、
今の自分に置かれている状況を、自分の中の
状態と照らし合わせて、自分が今本当に何をすべきか、
見えてくるのがいいところです。

何か人に嫌なことを言われやすいと思うなら
自分の中に言われやすい何かがあるのかも。

「この人ならいろいろと言っても大丈夫」と
平たく言うとちょっとナメられていたり、見くびられて
いたりする可能性も。

それは逆に、言われても何も言わない、言い返さない、
という普段の自分のパターンの蓄積が、相手に
「言っても大丈夫」と思わせてしまうということに。

何でもすぐ頼まれやすいなら、普段から断らないパターンを
持っていて「絶対頼まれてくれるだろう」と相手が踏むから。

断る、ノーということがときに自分を守るというのは
こういうことなのです。

どういうわけか本能的に断らない、ノーと言わない人を
かぎ分ける能力みたいなものを、それぞれに
みんな持ち合わせているのですね。

私たち自身だって、これはこの人に言っていい、
これはだめ、となんだかんだと計算しています。

たとえば、旅行先で知らない人に写真を撮ってもらったり、
道を教えてもらうときに、そういう能力を働かせていませんか。

 

「あの人なら快く写真をとってくれそうだ」
「この人なら親切に教えてくれそう」、なんて。

それはその人の持っている雰囲気、たとえば
時間に余裕がありそう、顔つきでなんとなく大丈夫そう、
などと、とても不確かなものではあるものの、
そうしたもので判断しているのです。

知っている人なら、なおさらのこと判断材料が
たくさんあって、「この人なら、あの人なら」が
楽にできます。

だから、周りに恵まれない、と思うときがもしあるなら、
これはひとつ、自分の中にある、もしかして
自分で気づいていない意識を発見するチャンスです。

気づいたら、それがどこから来るのか、本当に
それが正しいのか(例:罪悪感や思い込み)、チェックできます。

そしてそのパターンを別な新しいパターンや癖で入れ替えると
したら、まず何をするか、など次にやることもおのずと
出てきます。

夏は休みを取りたい季節ですね。気持ちよく休みを取らせて
もらえない状況だとしたら、一度自分の中にどこかで
休みをとらせないような気持ちがないか探ってみて
それをクリアするのが遠回りなようで近道かもしれません。

痛いところはつかれるなら、つかれるところを
なくしていきましょう。

 

このコラムはこちらでもご覧いただけます。

→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51798539.html

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