こんなときこそ自分を責めず、良い状態でいる

先週は大きな地震があり、被害は皆さんもご存知の通り、
信じられないような光景に、本当に胸が痛みます。

亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りするとともに、
被災地の皆さんに、心よりお見舞い申し上げます。

そして、皆さんおひとりおひとりはご無事でしたか？

このコラムを読んでくださる方の中には
被災地地方に住んでいたり、ご家族やお友達がいる方も
多いはず。ご心配のことと思います。

どうか一人でも多くの方が無事でありますように。。。


東京もまた本当に広い範囲でさまざまな影響が今も
出続けています。

私は幸い家にいて、揺れはあり多少物も落ちてきましたが
家具が倒れず、食器などガラス類も何も壊れず。

人と会う約束が電車が動かずにキャンセルになりましが
逆に帰宅難民になることもなく無事でした。

まさか、こんなに大きな地震だったなんて、
そのときはまったく想像していませんでした。

海外にいる友人たちも、流れている映像に一様に
ショックを受けたようで、たくさんの安否を気遣うメールや
メッセージが届き、ことの大きさを実感しています。

また海外にいる友人たちが、どれほど関心を持って
心配してくれているか、ということも。


さて、こんなときに自分に何ができるだろう、と
自問自答するものですね。

節電したり、被災地を思ったり、募金したり、、、
後は普通の生活くらい、それくらいしか思いつかない、
という方が大半のはず。

でも、できることはまさにそれ。
そう思って、現実を受け入れて。
自分の立場でできることからでいいのです。

何もできないことや、自分は暖かく食事もある生活に
自分を責めたり、罪悪感を持ったりしないことが大切だと
こういうときこそ、改めて思っています。

自分を責めても、罪悪感を持っても、
笑っていてもいなくても、多分事態は何も変わらない。

だからこそ、不謹慎だと思われても
自分の普段の生活を守り、普通にいることが大事。


また、被災地の様子にあまり悲観・同情したり、同化したり、
逆にがんばろう！とカラ元気に気負ったりするのも、
長続きしませんからご注意ください。

被災していない人が悲観したり、暗く自分たちを責めていたら、
どうなるか。。。日本どころか世界も暗くなります。

私たちができることは自分を責めたり罪悪感を
持つことではなく、まずは自分を良い状態にキープして
そして身近にできることを確実にこなすこと。

それが普段の生活であれば、それでいいし、
できる範囲の募金も節電も身近ですぐできます。

被災していない人が元気でいることが、復興や
被災地の人たちを励まし支えるエネルギーになります。

日本は戦争や空襲も原爆も乗り越えてきました。
今回も、この先には必ず復興が待っています。

世界中も日本を支援しようと動いてくれていて
この災害が、何か大事なことを教えてくれるのかも
しれません。

これから何ができるか、良い状態でいるほうが
思考も行動も良いサイクルにもっていけますから
まずは、一人一人が元気でいてくださいね。


そして改めて、被災地で一人でも多くの方が
無事でありますように。

被災地の皆さんに一日も早く必要な援助と物資と
人手が届きますように。。。

このコラムはこちらでもご覧いただけます。
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