- 松尾 琢磨
- 株式会社エヌ・プランニング 代表取締役
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
クレジットカードで税金が払えて便利になるのは納税者だけでなく、国や自治体にとってもいい話となります。現在より手軽に税金を納めることができるようになれば、税金を払う人が増えて納税率がアップすることが期待できるでしょう。
納税率が高くなれば延滞手続きや督促などの徴税側の仕事も減りますので、効率よく税金を集めることができます。今でも税金は分割で納めることができます。分割払いに関わる様々な事務処理関係も、クレジットカード払いができるようになればカード管理側に一任できます。税金をクレジットカードで払える仕組みを作る時、ネックになるのが手数料の存在です。
人によって、手数料の負担を支払う人本人がいいか国側や自治体側がいいかは考えが違います。人権やプライバシーについても、税金を扱う以上はクリアしなければなりません。すんなりクレジットカードによる税金の支払い方法が導入にならない、複雑な事情もあるようです。クレジットカードでの税金払いを推奨しているのが韓国です。景気の底上げの一策として行われています。
納税はもちろんのこと、クレジットカードの使用金額に応じて課税所得を控除したり、クレジットカードの利用控えの番号で宝くじサービスもあるようです。クレジットカードで税金が納められる他、日本でもガス代金や電気料金の払い込みがクレジットでできるなど、便利さは増しています。
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