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斜面地に建てる場合

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●家を建てよう!!
道路と敷地に高低差のある場合、道路面に対して擁壁を築造します。
日本の殆どの造成地がそうです。平坦地が広く、建物が簡単に建てられるから当たり前の様に擁壁を造ります。しかし擁壁に要する費用は、全て土地代になって購入者に跳ね返って来ます。敷地間口にもよりますが、250万〜350万円程度は割高につきます。
又、擁壁を築造する為、締まっている地面まで一度掘り返しますので、地耐力確保の為地盤改良が必要になってきます。50万〜100万円の負担増です。
そこまでして、平らな土地が必要でしょうか?それだけのお金を建物に掛けるなら、20帖前後の増床が見込めます。

上記プランは傾斜地をそのまま利用した、事務所付住宅のプランです。
擁壁工事をしませんので、その分ローコストに仕上がります。
必要以上に地面を掘り返さない為、地盤改良が不要になる可能性が大きいです。
また、キッチンとリビングの目線を揃える事が出来たり、高くなった床下を倉庫に利用する事が可能になります。
計画次第ですが、建物工事費には殆ど影響を与えずに済ます事も可能です。
斜面地は高くつくのは、平坦地にこだわる思考のせいです。柔軟に発想すれば道は開けます。

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建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。

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