【コラム】幸せを育む家の資産価値性 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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【コラム】幸せを育む家の資産価値性

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メルマガ「住むひと全てが幸せになる家造り」
これまで数回に渡って話をしてきた「長持ちする家」。

この話のベースには「安心して家族が住みながら幸せも育めるか?」
という視点がありました。

私はこれを「幸せを育む家の資産価値性」と提唱しているのですが
資産価値は、

 ●「物としての資産価値」
 ●「心の資産価値」

の2つからなっていると考えています。

前者は、家の耐久性、素材、工法などの不動産として資産価値のこと
を言っています。後者は、家族皆が幸せを実感出来るか、家に飽きが
こないか、家族それぞれの夢を実現する後押しをしてくれているか?
など、目に見えない心の部分が形成する資産価値のことを言っています。

世の中に出ている情報は、どちらかというと、前者の「物としての資
産価値性」について述べられているものが多いですね。後者の「心の
資産価値性」については家造りの情報ではほとんど無く、前者の「物
としての資産価値」が高まれば、後者の資産価値も得る事が出来ると
思われがちです。

しかし、これまで家造りなどを通じてきて実感してきたのは、「まず
はじめに心の資産価値有り」ということです。しかしながら、この部
分は形が無いもので雲をつかむような感じがする人もいると思います
ので、これから数回に渡り、物と心の資産価値について体系的にお伝
えしていこうと思います。


〜「物としての資産価値」について〜

これまでも「どんな時でも人に貸し出せるだけの不動産価値のある家
を造りましょう」というお話をしてきました。これは、月々支払って
いる住宅ローン金額よりも高い金額で貸し出し出来るだけの資産価値
を持たせる家の事を言っているのですが、この話をすると「私たちは
自分たちの家を人に貸したりはしない!」と言われる方も多いです。

興味深い事に、貸し出す事を前提にお話ししていないのに、貸す事を
考えるだけでもイヤ!という感じの人がかなり多いように思います。

今から50年ぐらい前は、「一家族に1つの家を!」という国の政策
で、家を持つ人が増えました。その時に芽生えたのが「これで一国一
城の主だ!」という所有感でした。これが今でも強く根付いていて、
不動産としての資産価値をないがしろにしやすい傾向を生み出しま
した。

というのも「一国一城の主」「この家は私の物よ!」「間取りはす
べて私の好みに!」という意識が強くなりすぎると、世の中のニーズ
とずれすぎて、不動産としての物の資産価値がなくなってしまうから
です。

もちろん、大きな金額を投資して建てる家ですから、自分たちの好み
になっていないのでは意味がありません。しかし、物としての資産価
値という視点も合わせて持たせる事も大切になってきます。


〜ニーズを読み解く〜

ニーズというのは、不動産の場合で言うと「こういう地域にこういう
建物が欲しい!」という要求が高いかどうか?を示します。

先日、土地の視察に行った八ヶ岳には、売り土地や売り家は沢山あり
ますが、賃貸物件がほとんどありません。購入しても都心に較べると
手に入りやすいので、賃貸物件のニーズがほとんどなかった為でしょう。
しかし、この数年で八ヶ岳に移住する人や、一定期間定住する人も増え
てきました。「最近では、賃貸はありませんか?という問い合わせが増
えているんです」と地元の不動産業者の方が言っていましたが、時代の
流れとともにニーズも変わってくるのでしょう。

町中などでは、一人暮らしの多いエリアで一戸建ての家を建てる場合は、
ニーズが低いかも知れません。そういう場合は、一戸建ての家を分割し
てかし出せる間取りの概念を盛り込む事で、ニーズを引き出すことも
可能になるでしょう。

・・このように話をすると「私たちは家を貸すつもりは無い!」という
感情がまた沸いてきた人もいるかも知れませんが、あくまでもこれは、
不動産価値を高める視点としてお話ししている事をお忘れなく(笑)。


次回は、物としての不動産価値その2としてお話ししますね。

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