- 谷澤 史子
- ミューズ・ブランディング・アカデミー(株) 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:ビジネススキル
不公平へは嫌だ!!といっても、世界中どこに言っても不公平から
逃れる事は出来ません。
この不公平と上手く付き合うポイントが「妥協」では無いでしょうか?
妥協とは「双方の折り合いをつけること」です。
私の場合は、「双方」とは「自分」と「理想の自分」であって、
その折り合いをつけて日々過ごしています。
「妥協」と「あきらめる」は似ている様で全然違います。
「あきらめる」は歩み寄りなしに、白旗を揚げること。
「妥協」は歩み寄りの努力の証がちょっとだけでも残る事。
それでは外見のことで言いましょう。
私は、常々
「もっと美人だったらなぁ・・・」
「もっとスタイルがよければなぁ・・・・」
と思っています。
理想は星に届くほど高いのですが現実の自分は精一杯努力して、
座布団2枚重ねたくらいなものです。←(低すぎやしないか??)
これじゃ星なんて届きっこないですよね。
では努力せずに「あきらめる」のか・・・・
せめて、もう一枚座布団を重ねられるようにもがいてみる。
星の高さから言えば、二枚も三枚もたいした差ではありませんが
「そんなもの」だと世の中の不公平に泣き寝入りするだけじゃ
「あきらめ人生」になってしまいますからとりあえずもがきます。
そしてそして、さらに世の中の無常な不公平は続き、そんな涙ぐましい
もがきや努力も報われなかったりします。
それでも、もがき努力した自分がいるからこそ、「妥協」が出来るわけです。
こう考えると、彼女や彼氏、奥様や旦那様が
「妥協してあなたを選んだ」なんて言ったとしても
(少しは努力したんじゃない!)という気がして
心も晴れますかね。。。。
「あきらめる」事を重ねると心が荒んできますが
「妥協」は心を強くします。
「あきらめる」には未来がありませんが
「妥協」には希望があります!
不公平な世の中だからこそ、「妥協」も選択の一つに加えるのも
前向きな対処法だと信じています。