おはようございます、つみれが旨かったです。
昨日からの続き、利益を出す農業法人の仕組みについて。
規模の拡大に関するお話をしましたが、それ以外にも
他業種では当たり前、農業では当たり前になっていない
ことが沢山あります。
価格決定権が農家側にないことの問題点は明白です。
いくらで売れるのか分からない商品を作れと言われて
そのまま作る業種は、農業以外には中々ありません。
強いていえば漁業もそうでしょうか。
この会社ではその点について、契約販売の形を
取ることでリスクを回避しています。
・いついつまでにこの野菜を何個、幾らで納入する
ということを明確にしておくのですね。
これによって
・生産量の管理
・価格決定権
この二つのポイントが同時に解決します。
農業の世界では「生産するまで分からない」というのが
常識としてあるようなのですが、この会社ではその常識を
取っ払ってしまったわけですね。
・顧客の要望にあった商品を提供する
という至極まっとうな発想法を農業に導入したわけです。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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