またオールアバオウトにはたくさんの建築家が登録していて、皆さんとても素晴らしい方々とお見受けしています。またそれぞれ特徴や才能があり、これからの日本の家作りもどんどん良くなっていくなぁという実感が沸きました。
さて、今回のコラムでは、私が住まいづくりにおいて重要視しているポイントにおいていることをお話します。
それは「子供の才能を引き出せる住まいか?」というものです。
【子育て以上に難しい仕事はありません・・】
という言葉を聞いたことがありますか?
これは、世界でも有数な経営者が言ったものです。
それくらい、子育ては夫婦の人生においても大きなウェートを占めていると言えるでしょう。
最近は、そういった世の中の流れもあり、住環境が子供にどれくらい影響力があるか?という視点の情報が増えてきたのは喜ばしい事です。
ただ、今世の中で注目を受けている子育ての情報は、「いかに才能を発揮できる大学に行く事が出来るか?」といった感じで、私的には、まだまだこれから発展していくだろうと思っています。
なぜなら、子育てで一番大切なのは、将来社会にでて、子供が自立して自分らしい人生を送る事が出来るか?だと考えているからです。
現在、高学歴の人が社会に出て、精神的ストレスで鬱になる人が増えています。
このあたりの話は、またコラムでも書きますが、大学を目標にすると、社会に出たときとのズレ幅に子供が苦しむ可能性があるわけです。
そう考えると「才能」って、なんだと思いますか?
あなたは、子供に将来どうなってほしいと考えていますか?
八納啓造
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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