この言葉はとても深いなぁ、と以前から思っています。
そして、これは【子供にとっての家】と全く同じだと私は確信しています。
言い換えると
「子供は親の家を出て、はじめて自分自身と親の存在が別々だと知る」
ということ。
これは子供の自立を意味していて、子供にとっての家というものは、胎児がお腹から出るのごとく、成人して、一人の大人として、家を巣立っていくのが一番自然な流れです。
例えば、胎児が11ヶ月経っても「お腹の中が居心地いいよ〜」と言って出てこなかったらどうなるでしょうか?
住まいづくりにおいても、健全な家族、健全な人間関係というものは、自然の摂理がそのままあてはまります。もし、あなたが住まいづくりを考える時にもこの「自然の摂理」をあてはめてみてください。
それが一番自然な形です。
八納啓造
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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