おはようございます、今日はかにの日です。
どちらかというと、イカ・タコの方がよく食べるかなあ・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
分散投資としてのiDeCoについて、そのメリットを簡単にお話しています。
3つ目の優遇は、受取時の課税がゆるやかであることです。
iDeCoは年金の補助的なシステムですので、高齢者になった時点で、何かしらの形で受取が始まります。
大きく2つの方法が考えられ、年金のように少しずつもらうか、退職金のように一時でもらうかです。
そして、もともと税制では公的年金や退職金は、老後の必要資金ということで、課税が緩やかになっています。
年金形式で受け取る場合には年金用の控除制度があります。
一時金でもらう場合には、退職所得控除と呼ばれる控除制度があり、これも結構な金額が適用されます。
簡単にいうと「非課税枠が大きい」のです。
ですので、iDeCoのメリット3つを振り返ると
1.掛け金の支払いに対して税金が安くなり
2.運用結果に対する課税も行われず
3.最終的に受け取るときにも課税が緩やか
このように、かなり手厚い制度であることがわかります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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