奄美黒糖焼酎、地域ブランドに登録 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士
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奄美黒糖焼酎、地域ブランドに登録

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雑感
黒糖焼酎は、私の両親の故郷である奄美大島でしか作られていないのですが、
ようやくブランドとして商標登録できるようになったようです。

ちょっと古い記事ですが、2月28日18時毎日jp記事はこう報じている。

奄美群島で製造される黒糖焼酎が「奄美黒糖焼酎」として、特許庁の
「地域ブランド」(地域団体商標)に登録された。
県内では10件目、奄美でも3件目の登録で、出願した奄美大島酒造協同組合
(川崎洋三理事長)は「登録で産地を証明することができ消費者に
安心感を持ってもらえる」と話している。

同組合によると、「黒糖酒という類似品が出てきたので、黒糖焼酎を守るため」、
07年10月に出願。
今年2月に登録された。
川崎理事長は、商標登録を機に、「ロゴマークを募集し、PR活動に
力を入れる」と話し、組合員28社の製品のラベルや出荷用のダンボールなどに
商標を入れ、周知を図るという。

原料に黒糖を使う黒糖焼酎は、1953年の奄美群島日本復帰直後に、
酒造法の基本通達で奄美群島だけで製造が認められた。
05年前後の焼酎ブームで、「全国区」になり、売り上げも05年に
約110億円と、これまでの3倍以上に。
その後、落ち着き、08年は、90億円前後の売り上げとなる見込みという。

地域団体商標は、全国的な知名度がある場合に、地域名と商品名を
組み合わせた商標登録ができる制度。
地域ブランドの確立、地域産業振興を目指し06年4月、導入された。




愛する奄美のブランドが保護されることは、産業の少ない奄美にとって
朗報と言うべきでしょう。

ブランドのもつ価値に便乗するフリーライダーは、えてして粗悪品であるため、
結果としてブランド価値を傷つけてしまうことも多い。

焼酎ブームで品薄気味になってしまった銘柄もありますが、
東京でも気軽に島の焼酎を飲めるようになったことに感謝しつつ、
今日も焼酎で乾杯したいですね。