おはようございます、今日はふみの日です。
今年に入って、直筆で手紙を書いたことが何回かあります。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
動画配信もはじめました!
税理士という業界は広報的に明らかな失敗をしている。
その結果として、税理士試験の受験者数は減り、ドラマ内でもロクな扱いを受けない。
このことについて、言い訳をすることは簡単です。
社会的な状況が、とか少子高齢化が、とか。
それっぽい理由になりそうなものは、いとも容易に、いくつでもあげることができます。
ただ、その言い訳をしたところで、状況は一切改善しないわけですが。
中には「人気が下がったほうが、過当競争が起こらないから良い」なんて意見もあるようですが・・・
資格の社会的評価が下がる、ということは必然的に「将来の食い扶持が減る」ということでもあります。
そういう大所高所でみたとき、資格の社会的価値が下がって良い、というのはなんとも近視眼的なように思います。
「わかっている人がわかってくれてればいい」なんて言い訳も出てきそうです。
その論法で話を進めて、あっという間に衰退した業界がいくつもありますけどね・・・
という感じで、少なくとも税理士業界は、現時点で、広報は失敗している。
これは、大変残念ながら、結論として認めざるを得ないのではないかと思います。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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