うつ病の分類(1) - 心の病気・カウンセリング - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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うつ病の経過・予後は病気の種類にもよると考えられていますので、今回はこれについてご説明いたします。まず伝統的には以下の3分類と言われています。

外因性:脳器質性(外傷、腫瘍、卒中など)
      身体疾患、薬物などによる
内因性:脳の神経伝達、機能異常などによる
心因性:心理的な問題による

外因性の場合は総合病院や専門病院に通院・入院されていることがほとんどです。こちらのブログを読まれている方で、外因性の方は少ないことでしょう。治療としてはうつ症状もさることながら、身体の病気の治療を優先していただきます。

内因性はうつ病の中核となる種類です。「誘因なく」ということもありますが、多少の誘因・心因を認めることもあります。但し、それにしては落ち込みが深く、不眠、食欲不振、日内変動(午前に抑鬱が強い)など、身体性の症状が現れている時は内因性のうつ病として診断いたします。

心因性はどなたもなりえますが、治療は長引くことがあります。環境や性格に拠るところが大きく、それが変わらないことにはうつも良くならないからです。環境が変われば、直ぐに良くなることもありますし、変わらなければいつまでも続いたりします。また性格に原因がある時はこれに働きかける必要があります。(続く)

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