市場 対 教授 相場が悩むわけ - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

大山 充
株式会社 東京総合研究所 代表取締役
東京都
シニア・エグゼクティブ・アドバイザー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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市場 対 教授 相場が悩むわけ

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今、市場は、マイナス金利への効果の意見が分かれている。

日銀や東大教授は、マイナス金利の効果が、数学的にある、としているが、

実際の市場はこれを数学的にみていない。

ようするに、理論派は名目金利。

市場は実質金利を見てる、ということだ。


名目金利が、例えば、1%の時、

物価上昇率が2%あれば、実質金利は1-2で-1%になる。

金利が0で、で物価上昇率が1%なら、0-1でこれも-1%になる。

今、日銀は、この名目金利を下げたのだが、

実質金利=

名目金利-(インフレ率)

のインフレ率が小さいため、名目金利が少しマイナスになっただけで、ほとんど効果がでていない。

一方、対ドルでみれば、

米国インフレ率が日本より高いために、実質金利が低く、そのために、米国の金利の方が

低くなってしまっている。

ここが名目では、日本が低いが、実質では、米国との差がでない所以であり、

そのために、ドルは、買われない。

おかしな話だが、日本は、これらの計算ができていない。

なぜなら、官僚にファンドマネージャーがいないからだ。

いつもの遅すぎる政策は、今回、ドイツの了解でも取り付けなければ、さらに財政出動の効果が薄れ、

第二のシャープを生み出すことになる。


我々の資産ヘッジの方法はそのために、景気が減速してなお、資産が増える方法を取らなければならない。

それは、デリバティブでしか、完成しない。

つづきはブログで。

20年現役ファンドマネージャーのテクニカルで勝つ株式情報

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