美容室やネイルに行くときに
憂鬱になる。。
ということはまずありません。
なのに、同じ自分磨きの運動では
なぜか憂鬱になる。
他の美容と運動の大きな差は
その場で効果が出ないこと。
綺麗になびく髪、整ったネイルは
その場で仕上がります。
体型に関しては
体積を変えるには一定期間がかかるもの。
だからなかなか続けられない。
とのお悩みが多くなります。
これは見ていく視点を変えることが必要です。
一定期間後に体型は変わるもの!
とはじめから考えておく。
そして、最も早く出る効果に敏感になること。
それは疲労や姿勢です。
疲労は一概には言えませんが、、
体型が変わる一つのバロメータ。
全身の大きな筋肉や
普段使わないような部位の刺激
順調に変わるための準備ができている
と言えます。
疲労は大きすぎるくくりなので、
必ずしも当てはまるわけではありません。
仮にガンガンやりすぎて、
効果の出る前に嫌になる。
これは単純な辛さのための嫌気
こうなっては意味がありません。
しかし、多くの方法ではこうなりがち。
これはきついのと同時に
運動すること!がダイエットに直結してしまっているからです。
運動とダイエット
綺麗になるためのダイエットなのに、
段々と運動自体が目的になっていく。
昨日は調子よく出来た!
筋トレも慣れて上手くなった!
これらのように運動に対して評価してしまうと、
本来の目的がズレてきます。
すると、昨日はきつかったなぁ、
あー今日が憂鬱。
のような感情が引き起こされます。
運動はあくまで手段!
あなたのキレイをつくるための
単なる手段。
極端に言うと、仮に筋トレでなくても
体型が変わるならなんでも良いわけ。
しかし、事実上も体型を最も効率的に変えるのは筋トレ。
やはり取り入れるべきでしょう。
その時のポイントを変えることが
効果を増やすために必要です。
見るべきは基礎代謝
ダイエット運動の目的は?
体力アップ!
精神力アップ!
重さを持ち上げることの達成感!
どれも違いますね?
痩せること!
気になる部位を引き締めること!
が目的になります。
そのためには基礎代謝を増やすことが
絶対的に必要。
1日の消費カロリーの70%は基礎代謝が占めます。
基礎代謝は何もしていない時に使うカロリー。
これが70%も占めている。
つまり、これを増やすことが
痩せる体質をつくる上で最も効果的と言えます。
基礎代謝の内訳
基礎代謝の内訳は
筋肉40%
内蔵40%
その他20%
約半分は筋肉が担っていることがわかります。
つまり、筋トレによって筋肉を増やすことが
痩せる体質をつくるためには必要となります。
また、筋肉を増やすにはガンガン重いもの!
ではありません。
日常よりも重い負荷で適度に行えば
筋肉は増えます。
また、普段使わない筋肉であれば
動かすだけでも代謝は上がります。
これが分かると、
不要な辛さが無くなる。
何時間も走ったり
顔を歪めるような筋トレは
むしろストレスを溜める逆効果。
無駄を取り除くと
意外にも簡単な内容が残ります。
それでもしんどい。。
ということもしばしばあります。
もちろん、普段よりも重いものを持つので、
ある程度辛さは感じるもの。
ここでは変化に優先順位をつけます。
まずは姿勢。
これが最も早く変わる変化
1回でも変化が出る部位です。
姿勢は筋肉の強弱によるバランスで
作られます。
このバランスを整えるだけなら
1回でできること。
もちろんそれを定着させるには
一定の期間がかかります。
しかし、まず見た目の変化が出ることで
モチベーションのキープに効果的となります。
この場合抑えておきたいのは
背中やヒップ、足の付け根等の
姿勢を保持する筋肉を使うことです。
次に体脂肪。
姿勢の変化を楽しみながら
定着する頃には見た目に体脂肪が減る時期になります。
ここでは数値面やサイズの変化が出ます。
モチベーションとしても高くなる時期。
運動の強度に気をつければ
楽しく痩せるが叶います。
減らすペースもリバウンド対策を含め
次に3〜5%までとしましょう。
そして不要な筋肉を減らす。
体脂肪が十分に減ったら、
一つの問題が残ります。
それは部分的に残った筋肉です。
これがあると、体型にもアンバランスが作られます。
不要な筋肉は減らすことも必要です。
ここでは筋肉の性質を活用します。
筋肉の性質
筋肉は使わなければ減る
性質があります。
不要な部位には負担をかけず、
また、たんぱく質の量も調整することが効果的です。
特に減らしたい足等は
うちももや太もも裏を中心に使っていく。
これらによって不当な筋肉の太さが
軽減していきます。
ご参考にしてください。
運動前の辛さに対しての憂鬱も
変える手順。変わっていく過程の
順序をつくることで楽しく行っていけます。
頑張っても変わらない。
これは単なる精神修行。
変わるから楽しい!
ご参考にしてください。
このコラムの執筆専門家
- 佐久間 健一
- (東京都 / ボディメイクトレーナー)
- ボディメイクスタジオCharmBody 代表
モデルボディメイク
2016ミスユニバースジャパン日本代表公式コーチ2016ミスユニバースジャパン日本大会BC講師。元ミスワールド日本代表ボディメイクトレーナー2016ミスインターナショナル世界大会公式パートナー
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